2015/11/19

2015年11月19日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年11月19日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

ドルは主要国通貨で下落へ。FOMC議事録も終わり12月の利上げ観測が強まる中、市場の動きは利食いモード!

WTIは一時40ドルを一時割り込み低下、米株先物は小幅低下、米金利は上昇から低下へと変化。

英小売売上高の発表直前から売りが強まり、発表された数字は予想を下回るも、GBP売りは限定的で逆に上昇へ。

USDJPYは、123.40円を越えられず、123.00円を割り込みストップの売りに続落へ。

EURUSDは、1.0670を底値に1.0730台まで一時上昇。


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ビスコ・イタリア中銀総裁=仏パリ同時多発攻撃について、新興国の経済減速を背景に、すでにぜい弱なユーロ圏の景気回復を損なう恐れがある。同時攻撃が、信頼感に一段の負の影響をもたらし、不透明感を高めるのは明らか。

ECB理事会の議事要旨=インフレ目標を達成できないリスクが増大。現行の措置が十分ではない可能性がある。

プラートECB専務理事=ユーロ圏のインフレ率は経済の緩みにより引き続き低水準。ECBは行動する用意があることを示す必要がある。ECBはインフレ目標を達成する時期をこれまで何度も先延ばしにしているため、信頼性の問題が浮上。

プラートECB専務理事=ユーロ圏企業のバランスシート調整が景気回復の足かせになっている。

南ア中銀=6.0%の政策金利を0.25%引き上げ、6.25%に決定、予想通り。

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GBP 10月 小売売上高=前月比-0.6%(予想-0.5% 前回1.9→1.7%)、前年比3.8%(予想4.5% 前回6.5→6.2%)、除自動車燃料・前月比 -0.9%(予想-0.6% 前回1.7→1.5%)、除自動車燃料・前年比3.0%(予想3.8% 前回5.9→5.7%)→ 予想を下回るもGBP売りは限定的。

CAD 9月 卸売売上高=前月比-0.1%(予想0.2% 前回-0.1%)→ 予想を下回る

USD 10月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数=1.9(予想0.5 前回-4.5)

USD 週間 新規失業保険申請件数=27.1万人(予想27.1万人 前回27.6万件)、失業保険継続受給者数=217.5万人(予想217万件  前回217.4万人)→予想と変わらず