2015/11/10

2015年11月10日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年11月10日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は前日の米株の下落にも関わらず、一時200円近くの下げを埋め+28.52円で終了、上海総合指数はこはば下落、WTIは44ドル台へ上昇となった。

肝心の為替市場は、ドル高基調の中でドルロングの利食い売りが相変わらず続く。

中国のCPIが予想通り弱く、AUDの売り要因となっているも、AUDUSDは0.70の大台をしっかりと維持し底堅く推移。

日本の貿易収支は予想とあまり変わらず、材料とされず。USDJPYは株安に値を下げながらも、123円台をサポートし、123.30台まで小幅に上昇。

NZDUSDは、IMFスタッフ報告にNZD売りが続く。NZドルは依然として若干過大評価。コアインフレ率が目標の半分、成長の弱さを考慮すれば、NZ中銀の緩和バイアスは適正と、弱気は材料にNZD売りのながれが続く。

EURUSDは、1.0730台~60台の狭いレンジで動けず。欧州市場の本格的な動き待ち。

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JPY 9月 国際収支: 経常収支=1兆4684億円(予想2兆1540億円 前回1兆6531億円)、貿易収支=823億円(予想853億円 前回-3261億円)→ 経常収支、貿易収支ともに予想を下回る

GBP 10月 BRC小売売上高=前年比-0.2%(予想0.8% 前回2.6%)→ 予想外のマイナスへ

AUD 10月 NAB企業信頼感指数=2(予想 前回5)、企業景況感指数=9(予想 前回9)

CNY 10月 消費者物価指数=前年比1.3%(予想1.5% 前回1.6%)→ 予想を下回る

CHF 10月 雇用統計: 失業率=3.3%(予想3.3% 前回3.2%)、季調済=3.4%(予想3.4% 前回3.4%)


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