2015/11/18

2015年11月18日(水曜)昨日17日、海外市場の動き


2015年11月18日(水曜)昨日17日、海外市場の動き

米株と米金利の上昇は続かず。JPY+EUR売りの流れは続くも、USDは他の主要国では弱含みで推移。注目の英CPIは前月比総合0.1%・コア0.3%へ上昇しGBP買いへと動き、米CPIは総合・コア前比共に0.2%へ上昇するも、予想通りの動きに大きな動きとならず。

欧州株は大幅に上昇するも、NYダウは110ドル近い上昇から値を下げ前日と同水準で推移し、米10年債利回りも2.31%へ上昇後、前日の終値を割り込み続落へ。原油価格(WTI)は41ドルを割り込み下落、金価格は一時1064ドル台へ低下へ。

EURUSDは、パリ同時テロのユーロ圏経済に与える悪影響を危惧+ECBの追加緩和の高まり+EUR売りの流れは変わらず。EURUSDは1.07台を回復できず、欧米市場を通じて1.0630へ落へ。

USDJPYは、日銀の追加緩和期待に日経平均株価は上昇、クロスでは円売りの流れが続くも、米CPIがほぼ予想範囲内で、USDJPYは123.20円~123.50円の狭いレンジで上下。

GBPUSDは、英CPIを契機に1.5160→1.5230台へと上昇、GBPJPYも一時188円近くへ上昇。

AUDUSDは、議事録で「インフレ見通しで政策緩和の余地生じる可能。景気回復見通しがやや強まっている」と相変わらず強弱両面を示唆。AUDJPYの上昇+EURAUDの下落と欧米市場で買いの流れは止まらず。

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豪中銀議事録=インフレ見通しで政策緩和の余地生じる可能。景気回復見通しがやや強まっている。経済資源のゆるみはしばらく続く。アジア経済の低迷は予想以上に続く見込み。

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英CPIは前月比総合0.1%・コア0.3%へ上昇。
独ZEW景況感調査・期待指数は10.4へ上昇。
米CPIは総合・コア前比共に0.2%へ上昇。
米鉱工業生産は前月比-0.2%と2ヵ月連続のマイナスへ。
米設備稼働率は77.5%と変わらず。
米NAHB住宅市場指数は62と低下へ。

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