2015/11/23

2015年11月23日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年11月23日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明け月曜日、東京市場が休場の中、アジア市場でドルは全面高! 米金利は上昇傾向を続け、ドル買いの流れは欧州市場に入っても止まらず、円クロスでは、AUDJPY+NZDJPYが続落。

アジア市場は上海総合が-0.56%と低下、欧州市場は株価は弱く、EUROSTOXX50-0.46%近く低下、原油価格(WTI)は40.50を割り込み大幅に低下。

欧州市場では、EURUSDは1.0600をボトムに下げ止まり、ユーロ圏総合PMIが54.4と4年ぶりの高水準に、やや値を戻すもどEUR売りの流れは変わらず。

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17:00 FRN 11月 総合PMI・速報値=51.3(予想52.5 前回52.6)、製造業PMI・速報値=50.8(予想50.6 前回50.6)、サービス業PMI・速報値=51.3(予想52.2 前回52.7)→ 予想を大幅に下回る

17:30 GER 11月 総合PMI・速報値=54.9(予想54.0 前回54.2)、製造業PMI・速報値=52.6(予想52.0 前回52.1)、サービス業PMI・速報値=55.6(予想54.3 前回54.5)→ 予想を上回る

18:00 EUR 11月 総合PMI・速報値=54.4(予想54.0 前回53.9)、製造業PMI・速報値=52.8(予想52.2 前回52.3)、サービス業PMI・速報値=54.6(予想54.0 前回54.1)→ 予想を上回り4年ぶりの高水準

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甘利経済財政担当相・金融対策の全容=GDP600兆円を、約5件で実現。企業収益を賃上げに回すよう促す。アベノミクスの恩恵を広く行き届かせるため、低所得の年金受給者に対する支援。

白井日銀審議委員=原油価格が一段と下落しない限り、日本のインフレ率い将来に上昇するも、インフレ期待は2%の物価安定目標からなお距離があり、目標実現にはさらなる期待の上昇が必要。物価上昇に対する家計の許容度が高まれば、家計の上方バイアスが是正されて企業の慎重な価格設定行動も徐々に変わる可能性がある

ブラード・セントルイス連銀総裁(21日)=金融政策は当局者らがシグナルを送る時代は終わり、市場はFOMCが2016年の会合ごとに利上げするか否かについて見通しづらい時代に備えるべき。

ブラード・セントルイス連銀総裁(21日)=2004-06年に政策を正常化した際は、0.25ポイントの利上げを17会合連続で実施したが、最善の金融政策でなかったと私はほぼ確信。

ウィリアムズ・SF連銀総裁(21日)=経済統計が引き続き心強い数字となることを想定すれば、金融当局が12月に金利引き上げに踏み切る強い論拠になる。

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