2015/11/27

2015年11月27日(金曜) 昨日26日 海外市場の動き

2015年11月27日(金曜) 昨日26日 海外市場の動き

米国市場は感謝祭の休日で、株式・債権市場はクローズし、為替市場もほとんど動かず。仏失業率は過去最悪を更新し、GDP確報値は予想通りながら前回を下回る。

欧州市場はECBの追加緩和の期待感が強いのか上昇し、経済指標や発言もなく26日の為替市場は終了しようとしている。

本日26日の金曜日は市場は株式・債権市場は短縮取引となり、週末でもあり、米国市場では市場参加者が減少することが予想される。

傾向としてのドル高は変わらず。12月のFOMCを前にしたFRBの利上げ期待はは変わらず、来週のECB理事会を前にして、ECBが中銀預金金利を2段階に変更するとか、マイナス幅を拡大するとか追加緩和を織り込みつつ、EURUSDは戻り売りの流れは変わらず。

USDJPYは、121.50~123.50円の元のレンジが復活しているも、円安の流れは変わらず。目先は122.00~20円をボトムに上昇トレンドを維持している。米感謝祭を前にした円ショートポジションの調整が終了したのか? この水準を維持できるか否かに関わってくると思われる。

ここにきて円クロスの動きが、よりUSDJPY相場に影響を与えていることが強く感じられ、トルコ・ロシアの動き、テロの動きによっては、121.50円までの円高も覚悟しなければなならないと思いつつ、中長期的な円ショートポジションを持つことも視野に入れることも考えたい。

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オズボーン英財務相=英ファンダメンタルズは数カ月前より強い。

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スペイン第3四半期GDP・確報値は、前期比0.8%(速報値0.8% 前回1.0%)

6:45 NZD 10月 貿易収支=-9.63億NZドル(予想-10億NZD、前回-12.22→-11.4億NZD)

9:30 AUD 第3四半期 民間設備投資=前期比-9.2%(予想-2.9% 前回-4.0→-4.4%)→ 過去最大の落ち込み、鉱山部門の投資が前期の-11.7%に続き、-10.4%と大幅に落ち込み、AUDUSDが下落へ。

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