2015/11/21

2015年11月21日(土曜)昨日20日 海外市場の動き

2015年11月21日(土曜)昨日20日 海外市場の動き

週末の海外市場はドル全面高、豪ドルの上昇も目立つ! ドルはFOMC議事録後の強さを取り戻す。

ドラギECB総裁の度重なる追加緩和を期待させる発言に独金利は低下し、EURは下落。ダドリーNY連銀総裁は、近く利上げを実施する準備が整うと12月の利上げの可能性を示唆に、ドル買いが復活。オプションカット、ロンドンフィキシングで動きを加速。EURAUD+GBPAUDの売りが続き、AUDは全面高。

NYダウは+0.53%に上昇、米10年債利回りは上下し終盤にかけて2.26%台へ小幅上昇、2年債利回りは0.91%台へ上昇。WTIは終盤にかけて小幅下落し40.30ドル台へ。

EURUSDは、1.07台が重く下落へ。1.0670~1.0710のレンジから、ドラギECB総裁発言やロンドンフィキシングの売りに1.0640台まで続落。12月のECB追加緩和の可能性が強く、引き続き主要通貨でEURの弱さは目立ち、戻り売りの流れは変わらず。

GBPUSDは、1.53台が重く下落へ。欧州市場の1.5300台を高値に、公的部門準借入額は2009年以来の高水準で、借入目標の達成は困難となったことが要因なのか不明ながら続落し、米国市場の1.5190台まで下落して下げ止まる。

USDJPYは、蚊帳の外で動けず。123円台を復活できず122.70~90のレンジで推移。

AUDUSDは、主要通貨で全面高。テクニカルの動きなのか? 0.7220を超えてから急進、EURAUD+GBPAUDの売りが加速する中で、0.7250近くまで上昇し高値圏で推移。


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西アフリカのマリの首都バマコで、武装集団が高級ホテルを襲撃27人が死亡。

ブラード・セントルイス連銀総裁=FRBが利上げした後、会合ごとに金利動向をめぐる不透明性が一段と増す。FRBは指標内容に応じて政策変更を行べき。四半期予測は投資家に向けた最高のガイド。

ドラギECB総裁=ECBはインフレ目標の2%弱へ速やかに押し上げるために、現行措置が不十分と判断すれば必要な措置を講じる。インフレ率が一定期間にわたり低い状態にあるという事実を無視しない。→ EUR売りが強まる。

バイトマン独連銀総裁=現時点で追加緩和は必要ない。景気見通しについて弱気な発言をしたり暗い全体像を描いて見せる理由があるとは思わない。非常に重要なのは、原油下落はデフレの先触れであるよりむしろ、ユーロ圏の景気刺激材料。

S&P=オランダのソブリン格付けを引き上げ、2年ぶりに「AAA」に戻す。

ダドリー・NY連銀総裁=雇用が安定化した状態が続くとの確信が増し、近く利上げを実施する準備が整う。経済指標に左右されるため、いつ利上げに踏み切るかについては言えない。

モルノー財務相が政府の経済と財政見通しを発表→ CAD売りが加速へ=GDP見通しを下方修正。、2015年2.0%→1.2%、、2016年2.2%→2.0%、財政収支2015/16年-30億CAD、2016/17年-39億CAD。

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