2015/11/26

2015年11月26日(木曜)欧州市場の動き

2015年11月26日(木曜)欧州市場の動き

米国市場は感謝祭で休場、明日もブラックフライデーで債権・株は半休となり、為替市場は小幅な値動きで推移し、これからも取引参加者が急減することが予想される。

アジア市場では日経平均株価が0.49%上昇し、上海総合は逆に-0.34%と低下。欧州株は上昇、EUROSTOXX50は1.1%台上昇へ、WTIは小幅低下し43ドルを割り込む。

為替市場は、相変わらずEURUSDの上値は重い。米国市場が感謝祭で動きが乏しく、ECBが理事会で2段階の中銀預金金利を検討しているとの観測が続き、緩やかなEUR売りが目立つ。

ユーロ圏無担保翌日物平均金利(EONIA)のフォワード金利は-0.28%と現在の中銀預金金利-0.2%より低下、預金金利の引き下げを織り込む動きに、昨日一時割り込んだ1.0600台を維持するも、上値は限定的。

AUD売りが目立った。アジア市場で発表された、豪第3四半期の民間設備投資は、前期比-9.2%(予想-2.9% 前回-4.0→-4.4%)→ 過去最大の落ち込みで、動きが鈍い為替市場の中でAUD売りが強まり、AUDUSDは0.7250台→0.7220割れまで下落、AUDJPYも89円台→88.50円近くまで下落し、欧州市場に入っても88.40円割れまで続落。

USDJPYは、122.55円を中心に上下10pisの狭い値動きながら、上値は重い。

GBPUSDは、1.5120近辺で小動きとなっていたが、1.5060台まで下落し、1.5110台まで回復。大口の実需の動きにも思えるが、変動要因は不明。