2015/11/25

2015年11月25日(水曜)昨日24日 海外市場の動き

2015年11月25日(水曜)昨日24日 海外市場の動き


26日の米感謝祭を前に、トレンドの変化なのか、一時的な調整なのか? 

JPY高+AUD高+NZD高+CAD高、GBP安、EURあまり変わらず、DXYは低下しCRBは上昇。ロシア機攻撃を受け墜落に、WTIは一時43ドル台へ上昇、金価格も上昇。欧州株は続落するも、NYダウは下げから上昇へ変化。米10年債利回りは前日と変わらず、2年債は低下。

米GDP改定値は予想通り速報値から上方修正されるも、個人消費は下方修正。米財の貿易収支は赤字幅が縮小、S&P/ケース・シラー住宅価格指数は予想を上回り、米CB消費者信頼感指数は予想外に低下するも、今日の主要テーマにならず。

トルコ軍機がシリア国境付近で軍用機を攻撃、アフリカやベルギー近くでテロ攻撃が続き、安産資産の買いが強まり、商品価格の上昇に、資源国通貨は上昇へ。

FRB公定歩合議事録(10月28日)は、12連銀中、9連銀が引き上げを提案(前回8連銀)と米利上げ機運が高まるもドルは弱い。

カーニーBOE総裁は議会証言で、いつ利上げをすべきかが主要な課題、低金利の環境はしばらく続くと言い、ホールデンBOE理事は議会への報告で、11月インフレ報告と比べて大きな下振れリスクを示唆。GBPの弱さが目立つ。

スティーブンス豪中銀総裁は、相変わらず強弱混在。必要があればインフレは追加緩和の障害とはならない。雇用が改善しており景況感は平均を超えていると言い、好感したのかAUD買いが目立つ。

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USDJPYは、円ショートの買い戻し+リスク回避の円買いに続落傾向止まらず。122.40、122.30円と踏みとどまるも、買い戻しは弱く、122.00~20円のポイントを死守できるか試す動きへ。

EURUSDは、1.0600台を復活し死守。ただし、他の主要通貨で買い戻しが強まる中で、弱さが目立ち基本は戻り売り基調変わらず。ただし、EURGBPは逆にGBP売りの中で、調整が続く。

GBPUSDは、弱さが目立つポンド。クロスでも全面安。利上げ期待に溜まったロングの巻き戻しが続くも、1.5000の大台は重要でそう簡単に破れそうにない。

AUDUSD+NZDUSD+USDCAD、資源国通貨は上昇へ。円クロスでも上昇、米感謝祭前のポジション調整なのか、トレンドの変化なのか、見極めが必要。

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22:30 USD 第3四半期 GDP・第2次速報値=前期比年率2.1%(予想2.1% 前回1.5%)、個人消費=前期比3.0%(予想3.2% 前回3.2%)、コアPCE=前期比1.3%(予想1.3% 前回1.3%)、GDP価格指数=前期比1.3%(予想1.2% 前回1.2%)→ 予想通り上方修正され、個人消費は予想を若干下回る

22:30 USD 10月財の貿易収支=-584.1億ドル(予想-609億ドル、9月-586.3億ドル→-591.4億ドル)→ 予想外に縮小し2月来で最小。

23:00 USD 9月 S&P/ケース・シラー(総合20)=前月比0.6%(予想0.40% 前回0.11%)、前年比5.45%(予想5.18% 前回5.09→5.13%)→ 予想を上回る

0:00 USD 11月 CB消費者信頼感指数=90.4(予想99.5 前回97.6→99.1)→ 予想外に低下し1年ぶりの低水準

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米仏首脳会談=過激派組織「イスラム国」に対する掃討作戦を強化することで合意。

オランド仏大統領=仏米両国は過激派組織が欧州に侵入するのを防ぐためにトルコ国境を閉鎖することの重要性でも合意。

FRB公定歩合議事録(10月28日)=12連銀中、9連銀が引き上げを提案(前回8連銀)、2連銀が据え置き、1連銀が0.5%の引き下げを提案。

ベルギー近くのリールで銃撃戦が発生。

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