2015/11/28

2015年11月28日(土曜) 昨日27日 海外市場の動き

2015年11月28日(土曜) 昨日27日 海外市場の動き

週末金曜日、米国市場はブラックフライデーで短縮取引の中、ドルは全面高で推移。

26日の米感謝祭、27日の米ブラックフライデーの短縮取引、週末金曜日で、月末も直前に迫りポジション調整も終了し、12月3日のECB理事会で追加緩と12月16のFOMCで利上げを期待する動きに、本来のドル高相場に戻る。

上海総合は大幅下落(-5.48%)するも、心配された欧米株の下げ幅は限定的。欧州株は小幅低下(EUROSTOXX50-0.28%)、Nダウも小幅低下(-0.08%)、WTIは41ドル台へ低下、米金利も低下(10年債利回り2.234→2.220%)、DXYは上昇(99.795→100.06)。

EURUSDは、来週12月3日のECB理事会では中銀預金金利の-3%と更なる引き下げと、QE期限延長を織り込みながら、直近の強い経済指標でも上値は重く、EURUSDは1.0600を割り込み1.0570近辺まで一時下落、戻り売り基調は変わらず。

USDJPYは、急落した中国株にも122.30円をボトムに下げ止まり、EURJPY+GFBPJPYの買い戻しも強く、政府の経済対策への期待感も強く、欧米株の小幅低下にショートカバーが強まり122.80円台へ続伸。

GBPUSDは、GDP改定値は速報値と変わらず、総合事業投資が強く、欧米市場は1.5030で下げ止まり、大枠1.5030~60のレンジで推移、同意薄の展開が続く。

AUDUSD+NZDUSD+USDCADは、ドル高傾向が止まらず。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※

S&P(中銀政策見通し)=ECBは中銀預金金利を-0.2→-0.3%にマイナス幅を拡大、QEは2017年9月以降も延長へ。

S&P(中銀政策見通し)=FRBは、12月FOMCで0.25%の利上げを開始し、2016年に0.25%づつ4回の実施。

安倍晋三首相が補正予算の編成を指示、麻生財務相は麻生財務相は、消費喚起に向けた低所得者への臨時給付金も検討中とする一方、金額や対象者の範囲などは未定。法人実効税率の引き下げをめぐっては一時的に減税を先行させる考えはないとし、「財源無き減税はしない。

家計調査=全世帯(単身世帯除く2人以上の世帯)の消費支出は28.24万円で、実質前年比で2.4%減少した。減少は2カ月連続。季節調整済み前月比も0.7%減と2カ月連続で減少。個人消費は足取りの鈍い。

ギリシャ第3四半期GDP・改定値は大幅な下方修正=前期比-0.5→-0.9%、前年同期比う-0.4→-1.1%。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※

9:05 GBP 11月 GFK消費者信頼感調査=1(予想3 前回2)

16:00 GBP 11月 ネーションワイド住宅価格指数=前月比0.1%(予想0.5% 前回→0.5%)、前年比3.7%(予想4.2% 前回3.9%)

16:00 GER 10月 輸入物価指数=前月比-0.3%(予想-0.2% 前回-0.7%)、前年比-4.1%(予想-4.0% 前回-4.0%)

18:30 GBP 第3四半期 GDP・改定値=前期比0.5%(予想0.5% 前回0.5%)、前年比2.3%( 予想2.3% 前回2.3%)→ 予想通りで変わらず

18:30 GBP 第3四半期 総合事業投資・速報値=前期比2.2%(予想0.8% 前回1.6%)、前年比6.6%(予想1.5% 前回3.1%)→ 予想外の伸びに直後は一時GBP買いが強まる

18:30 GBP 9月 サービス業指数=前月比予想0.3% 前回0.0%、3か月/3か月 =0.7%(予想0.6% 前回0.9%)→ 予想を若干上回る

19:00 EUR 11月 景況感指数(経済信頼感)=106.1(予想105.9 前回105.9→106.1)→上方修正された前回と同じだが4年ぶりの高水準、製造業信頼感=-3.2(予想-2.1 前回-2.0)、サービス業信頼感=12.8(予想12.0 前回11.9→12.3)

19:00 EUR 11月 業況判断指数=0.36(予想0.45 前回0.44)

19:00 EUR 11月 消費者信頼感指数・確報値=-5.9(予想-6 前回-6→-7.5)

22:30 CAD 10月 鉱工業製品価格=前月比-0.5%(予想-0.1% 前回-0.3%→-0.4%)、原材料価格指数=前月比0.4%(予想 前回3.0→2.4%)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※



※※※※※※※※※※※※※※※※※※