2020/01/10

2020年1月10日(金)15:00時ごろの動き

2020年1月10日(金)15:00時ごろの動き


米雇用統計を控えた、3連休前の終末金曜日。アジア市場はリスクオフの動きで、弱いながらもUSD安+JPY安の動き。原油と金価格は軟調に推移、日経平均と上海総合も小幅安で推移。米債利回りは上昇。

その中で、AUDUSDは小売売上高が前月比0.9%(予想0.4%)と強く出たこともあり直後は0.6871まで上昇し、豪株(S&P/ASX200指数)は終値ベースで最高値を更新したこともあり0.6880とここ数日来の高値水準まで値を戻している。1月8日の高値0.6886を上回るとさらなる上昇の可能性も。

USDJPYは、3連休を前にして仲値に向けたドル買いに109.58まで上昇するも、109.50割れの買い需要は強く、109.60台まで小幅上昇中。ただし、3連休を前にしてテクニカル的にも110円台を試す動きとなっている。また、米雇用統計を前にしてリスクポジションを膨らませることは躊躇うも、昨日のFRB関係者の金利維持発言と強気なコメントもあり、流れはJPY売りに。また、東京市場が休場の来週月曜日のオセアニア・アジア市場も心配の種。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

AUD 11月 小売売上高=前月比0.9%(予想0.4% 前回0.0→0.1%)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

【米イラン関連】
〇トランプ大統領
①ソレイマニ司令官殺害に至った経緯ついて、在イラク米大使館の「爆破」が画策されていたことが理由の1つ。
2イランが後ろ盾となっている民兵組織による昨年12月のイラクの米軍駐留拠点へのロケット弾攻撃も理由に。

〇ポロズ・カナダ中銀総裁
①米国と中国が通商合意に向かっていることから、貿易摩擦による景気下振れリスクは低下したようだ


〇中国共産党傘下の英字紙チャイナ・デーリー
①米中両国が対等に協議を進めれば双方の相違を狭め、折り合えることを示唆。
②交渉が長期化する可能性はあるが、両国は今後の協議でもこうした精神を堅持し、「和解や前進につながる雰囲気」を醸成すべき

〇豪S&P/ASX200指数、終値ベースで最高値 6929で取引終

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※