2020/01/21

2020年1月21日(火)15:00時ごろの動き

2020121日(火)15:00時ごろの動き

米国市場が休場の月曜日は相場変動のあきらめムーの中で終わったが、今日のアジア市場の原油価格(WTI)は上昇から下落へと変化。金価格は上昇。日経平均株価は中国株の下落の影響もあり前日比0.9%近くまで下落、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念したのか上海総合は-1.2%超の下落へ。

米債利回りは弱く10年債は1.8%を割り込み2年債も一時1.53台まで下落し、為替相場はリスク回避の流れとなり弱いながらもJPY高方向に動き、逆にAUDUSDNZDUSDの小幅安で推移。

昨日発表となった、IMF経済見通しでは驚きながら日本が上方修正、逆に他の主要通貨は逆に下方修正されている。それと、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する動きもリスク回避動きの材料となっている。

USDJPYは、いつもながら仲値直前に実需筋の買いもあり110.22の高値を示現するも、株安+米債利回りの低下もあり109.90まで下落。小幅な値動きながら110円を割り込み心理的な影響と軽いストップの売りへと変化。

EURUSDは、1.10891.109910ポイントレンジ。米仏関税戦争も昨日休戦入り、経済指標も強弱しながら一部では強い動きも。

GBPUSDは、1.2996をボトムに1.3020台を回復するのが精いっぱい。確かに経済指標は弱い底堅い動きも。18:30時の英雇用統計は今後のBOEの政策見通しを占う試金石で重要。

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日銀金融政策決定会合
①現状維持を決めた。短期政策金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度に誘導する現在の緩和策を据え置く。
2020年度の成長率見通し0.7→0.9%に上方修正。
③国内景気について「基調としては緩やかに拡大している」との認識を維持。

英国小売協会(BRC
①英政府が規制面でEUと協調しない計画を示したことを批判。生活必需品や食料品の価格上昇につながると警告。

ANZと調査会社ロイ・モーガンが発表した先週の豪消費者信頼感指数
0.9%と108.312月半ばまので水準に戻った。豪株の上昇と米中第1段階の合意署名、森林火災の懸念が降雨で和らぐ。

ANZ
NZ中銀が5月に利下げするとの予想を撤回し、年内の利下げはないとの見方に変更。
②中銀には、経済の方向性を示すさらなる兆しを我慢強く待つ余地がある。
③下振れリスクは消えないが、利下げを行うには状況が急変する必要がある。

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