2020/01/13

2020年1月13日(月)16:00時ごろの動き

2020年1月13日(月)16:00時ごろの動き

東京市場が成人の日で休日の月曜日。台湾総統選は大方の予想通り蔡英文氏勝利し、中国は日米英が歓迎の意を示したことを強烈に批判。エスパー米国務長官は「トランプ米大統領が殺害指示の根拠として10日に言及した4カ所の米大使館を標的とする攻撃については、具体的証拠を目にしていない」とあり攻撃を正当化する信ぴょう性にやや疑問も。

原油価格は小幅高、金価格は小幅安、上海総合は強い。特にコメントはない、為替相場は、GBP+JPYを除き、小幅ながらドル売りの流れが優勢。クロスでは円安で、EURGBPも上昇が目立っている。

AUDUSDは、15日の米中通商合意「第一弾」の署名を好感したのか、早朝のTD証券インフレ期待が強かったことを材料にしたのか不明ながら、先週末の高値を上抜け一時0.69200までと小幅ながら上昇している。最も、先週後半は貿易黒字額が予想を上回り、小売売上高も強く上昇した流れの継続中とも思える。

USDJPYは、連休中の円高警戒感の巻き戻しなのか、特に材料は見当たらないが、先週末のJPY高傾向とは流れが変わり、今日は早朝から薄商いの中で、109.65まで再上昇し上値を試す動きが続いている。109.00~70のレンジを抜け出すまでは方向感定まらないが、市場参加者のJPY高見通しに反して、下げ幅は限定的で上値を狙いやすい位置にあることも事実。

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9:00    AUD 12月 TD証券インフレ期待=前月比0.3%(予想 前回0.0%)、前年比1.4%(予想 前回1.5%)

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【台湾総統選】蔡英文氏勝利。
〇中国外務省の耿爽副報道局長は、台湾の蔡英文総統の再選に日米英の高官らが歓迎の談話を出したことに「(中国大陸と台湾は一つの国に属するという)一つの中国の原則に反するやり方で、強烈な不満と断固とした反対を表明する」とコメント。

【米イラン関連】
①10日、ポンペオ国務長官は9日に、イラクのアブドルマハディ暫定首相と電話会談を行った。
②暫定首相は、米軍の撤退を求める議会決議を実行するため、代表団を派遣するよう要請
③米国務省は10日、米軍の駐留は「適切」と強調、代表団が米軍の撤退について協議する予定はないと明言。
④国務省の報道官は、米・イラクは安全保障ばかりでなく、金融、経済、外交についても対話する必要がある。

〇エスパー米国防長官
①イラン革命防衛隊精鋭部隊の司令官殺害に先立ち、イランには米施設を数日以内に攻撃する計画があったとしつつ、トランプ米大統領が殺害指示の根拠として10日に言及した4カ所の米大使館を標的とする攻撃については、具体的証拠を目にしていない
②トランプ氏は司令官殺害で大使館攻撃などを防ぎ米国人の命を守ったと主張するが、計画自体の信ぴょう性が疑われ始めたことで殺害の正当性が揺らいでいる。

〇ポンペオ国務長官
①9日に司令官による攻撃計画に関して「正確な時期や場所は分からない。

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