2020/01/28

2020年1月28日(火)22:45時ごろの動き

2020年1月28日(火)22:45時ごろの動き

新型肺炎の感染拡大によるリスク回避の動きを意識しながらも、欧州市場はようやリスク資産の買いへと変化し米国市場へとバトンタッチ。

為替相場は、小幅ながらドル全面高。リスク回避時に選好されるJPY+CHFも強さは見られず、GBPUSDの弱さが目立ち、中国経済と関連性の高いAUDUSD+NZDUSDはドル高の中で、小幅安で推移している。

WTIは欧州市場に入り上昇し53.30近くで推移、欧州株は上昇へと変化しユーロストックス50は前日比で0.5%弱上昇。米債利回りも低下から上昇へと変化。

USDJPYは、相変わらず大きな変化は見られず、米株先物上昇+米債利回りの上昇に、リスク回避の円買いは見られず、108.76~10のレンジ相場が続いているだけ。

GBPUSDは、アジア市場の1.3065を高値に欧州市場に入ると1.3000を割り込み、1.2980台まで続落中で弱さが目立っている。英政府がファーウェイの5G事業で限定的に参入を許可したことによる米政府の動くも気になる。

EURUSDは、アジア市場の1.1025を高値に、欧州市場に入り1.1002まで値を下げ、1.1000の大台を試す動きが続いている。特に材料は見当たらず。

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22:30    USD 12月 耐久財受注・速報値=前月比2.4%(予想0.9% 前回-2.1→-3.1%)、除く輸送機器・前月比-0.1%(予想0.3% 前回0.1→-0.4%)

23:00    USD 11月 ケース・シラー住宅価格指数=前年比2.6%(予想2.4% 前回2.23%)、218.68(予想 前回218.43→218.42)

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英政府
①中国のファーウェイの5G事業で核や軍事施設を除く限定的な参入を許可。

米金融当局
①一部当局者は、2022年までの3年間で2%上回るインフレ率を予想
②2%の物価目標達成に向け、政策枠組みの見直しを進めている
③当局者の一部は既に同目標達成のための手法を事実上シフトさせつつある

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