2020/01/28

2020年1月28日(火)昨日27日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

2020年1月28日(火)昨日27日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

新型肺炎の感染拡大は止まらず。金融市場はリスク回避の動きは止まらず、 株・資源価格は下落、債券は買われ利回り低下。為替相場はUSD高で、リスク回避通貨のJPY+CHFも選好。そして、BTCも大いに活況。そろそろFOMCも気になってくる。

欧州株は弱く独DAX-2.74%、英FTSE-2.29%下落。ダウも一時540近く下落し415ドル(-1.44%)近く下落、Nasdaq-1.78%近く、S&P500-1.47%近くと世界的に株安が続く。

WTIは53ドル近くと-2%超下落。米債利回りは弱く、10年債は1.601%と先週末1.6839%から大幅下落。

EURUSDは、リスク回避で選択されていたが、小幅安にとどまり全体的に底堅い展開となっている。アジア市場では大枠1.1025~40のレンジで推移したが、独IFO業況指数が予想外に弱く出たことで1.1015まで下落。米国市場の序盤は一時1.1032まで値を戻すも続かず、1.1010と1.1000の大台ギリギリで下げ止まる。

USDJPYは、週末の新型肺炎のまん延にリスク回避のJPYが選好。週明けもJPY高でギャップを空け109円を割り込み取引が開始し薄商いの中で108.73まで下落。これをボトムに、日本株・中国株、米債利回りの低下にも関わらず、109.10台まで値を戻す底堅さ。ただ、先週末終値の109.20台の窓を埋めきれず上値は重く、108.83~10のレンジで推移。引き続き108.50~60をボトムに下げ止まることができるか?(若干期待しているが) クロスではJPYは全面高で、AUDJPY+NZDJPYの下げ幅は特に大きい。

AUDUSD+NZDUSDは、新型肺炎の感染拡大に春節の休みを2月2日まで延期するなど、中国経済への影響を危惧した売りに弱さが目立つ。AUDUSDは先週末終値からギャップを空けAUD安で取引が開始し、早朝の0.6817を高値にアジア・欧州・米国市場と0.6752まで続落。昨年11月29日の安値0.6754に並ぶ水準で何とか下げ止まる。次は10月1~2日の0.6671が視野に入るが、そこまで意識していいのだろうか? 

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12月 新築住宅販売件数=前月比-0.4%(予想1.5% 前回1.3→-1.1%)、69.4万件(予想73.0万件 前回71.9→69.7万件)→ 前回が大幅に下方修正され、予想を大幅に下回り、3か月連続の下落

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タリバン
①米国のスパイ機を撃墜したとの声明を発表するも、米当局は攻撃を否定。

複数の欧米安全保障当局者
①欧州および中東地域で発生した大規模なサイバー攻撃に、トルコ政府が関与していた疑い

独政府
①今年の独経済成長率を1.0→1.1%に上方修正。

メルシュECB専務理事
①現在の資産価格は非常に高水準で修正リスクが高まっている
②ユーロ圏の見通しは緩和策を正当化する

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