2020/01/09

2020年1月8日(水)23:30時ごろの動き

2020年1月8日(水)23:30時ごろの動き

トランプ米大統領は日本時間9日1時にイラン関連の声明を発表するとのこと。

イラン革命防衛隊が、イラクの米軍基地にミサイル攻撃を行ったと発表後にはリスク回避の流れが強まるが、継続できず。為替相場は米ADP雇用統計も強く緩やかなドル高傾向が続き、リスク回避に選好されるJPYも欧米市場では弱い。

原油価格(WTI)と金価格は一時の上昇幅を縮め前日終値水準を若干割り込む。NYダウは下落からスタートし、米10年債利回りは1.818%近くと前日終値とほぼ同水準で推移。

為替相場は、ドル高傾向が続きJPYも弱く、USDJPYは前日高値を一時上回り米ADP雇用統計が予想外に強く出ると108.80台へ上昇しようやく上げ止まり、高値圏で推移。

EURUSDは、アジア市場の1.1168を高値に、予想外に弱い独製造業新規受注を引き金に続落し、ユーロ圏消費者信頼感や経済信頼感も強さが見られず、売りの流れは変わらず。強い米ADP雇用統計後には1.112まで下落し、ようやく下げ止まるも反発力は鈍い。

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16:00    GER 11月 製造業新規受注=前月比-1.3%(予想0.3% 前回-0.4→0.2%)、前年比-6.5%(予想-4.7% 前回-5.5→-5.6%)→ 予想外に弱い

16:45    FRN 11月 経常収支=5億ユーロ(予想 前回-24→-21億ユーロ)、貿易収支=-55.84億ユーロ(予想-50.36億ユーロ 前回-47.3→-49.09億ユーロ)

19:00    EUR 12月 消費者信頼感・確定値=-8.1(予想 前回-8.1)、経済信頼感=101.5(予想101.4 前回101.3→101.2)、製造業景況感指数=-9.3(予想-9.0 前回-9.2→-9.1)、サービス業景況感指数=11.4(予想9.5 前回9.3→9.2)、業況指数=-0.25(予想-0.16 前回-0.23→-0.21)

22:15    USD 12月 ADP雇用統計=前月比20.2万人(予想16.0万人 前回6.7→12.4万人)→ 予想外に強く上方修正された前回・予想を上回る

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【米・イラン】
〇ホワイトハウス報道官
①トランプ米大統領はNY時間の11時(日本時間9日1時)イラン関連の声明を発表

〇イラン革命防衛隊
①イラクのアル・アサド空軍基地にミサイル攻撃を行ったと発表。
〇ホワイトハウス・グリシャム報道官

①トランプ大統領が「説明を受けて状況を注視し、国家安全保障チームと協議」。

〇イランのザリフ外相
①イランの比例した措置は終了、我々は戦争を求めていない

〇トランプ大統領
①明日午前にイランに対して声明を発表。

〇ホワイトハウス報道官
①トランプ大統領が今晩の演説を予定していない

〇革命防衛隊司令官(国営TV)
①米ターゲットに対するイランのミサイル攻撃は最初のステップ

〇イラン国営テレビ
①80人のアメリカ人テロリストがミサイル攻撃で殺された
②米軍のヘリコプターや軍事装備に、非常に大きな損傷を与えた

イラク軍
①イランのミサイル攻撃による犠牲者はなし。

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