2020/01/22

2020年1月22日(水)15:00時ごろの動き

2020年1月22日(水)15:00時ごろの動き

新型コロナウィルスの猛威は止まず、米国でも患者が見つかる。中国で感染者数は拡大し死者多数。しばらくはこれを材用とした動きが続く可能性は高いのでは。

為替相場は、いつもながらアジア市場では大きな動きは見られず、日本株は強く、原油(WTI)+金価格は軟調。日経平均株価は小幅高を維持するも、上海総合は新型コロナウィルスの猛威拡大に売りからスタートしh値を戻すも積極的な動きと言い難く、米債利回りは小幅高で推移。

USDJPYは、日本株は予想外に底堅く上昇傾向を続ける中で、一時110.10までJPY売りが続くも限定的。新型コロナウィルスの感染拡大にリスクオンとなるも、先日の安値109.76を割り込むまでは押し目で買いを主テーマに110.30をクリアに上抜けするまでは安心できず。

NZDUSDは、NZ株(S&P/NZX50指数)が高値を更新するも、0.66の大台を回復できず小幅安で、AUDUSDに連動して推移している。NZ市場では利下げ観測も弱まりつつあり、大幅に下落するリスクも感じられず。

USDCADは、1.3092を高値に上値の重い展開が続いているが、終値ベース1.3100超でクローズするとCADロングにとっては厄介な動きへ。カナダ首相はUSMCAの批准に向け、29日に関連法案を提示すると明らかにしており、ネガティブ材料とは思えず。また、米国市場で発表となる、カナダCPIと、カナダ中銀の金融政策で動くことは間違いない。

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8:30    AUD 1月 ウェストパック消費者信頼感指数=-1.8%(予想 前回-1.9%)、 93.4(予想 前回95.1)

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中国国家衛生健康委員会
①新型コロナウィルスの感染例は13の省・都市で440件、死者は9人
②中国は、ウイルスに関して国際的に情報を共有する
③武漢市は生きた動物の取引を禁止

原油価格
①原油価格は小幅下落で下げ止まる、リビアでほぼすべての原油生産がストップしているが、他の地域から多くの原油が供給されるとの見方が背景。
②リビア国営石油会社(NOC)は20日、南西部のシャララ油田とアル・フィール油田について、原油積み出しの義務が一時的に免責される不可抗力条項(フォースマジュール)を発動した。2つの油田と別々の石油ターミナルを結ぶパイプラインが民兵組織の石油施設警備隊(PFG)の指示を受ける個人らによって封鎖された。

カナダ首相
①USMCAの批准に向け、29日に関連法案を提示すると明らかにし、議会に迅速に可決するよう求めた。
②批准手続きが完了していないのはカナダのみ。


英上院
①ジョンソン政権が提出し下院を9日に通過した欧州連合(EU)離脱関連法案について、EU市民や離脱後の子供の難民保護に関する修正を加えた後、21日に可決した。法案は22日に下院に戻される。
②総選挙で大勝した与党保守党が多数を占める下院は、上院による修正を受け入れない構えで、今月末のEU離脱を目指すジョンソン首相の計画に狂いが生じることはなさそうだ。