2020/01/14

2020年1月14日(火)午前2時半ごろの動き

2020年1月14日(火)午前2時半ごろの動き

連休明けの東京市場は、中東の緊張緩和、15日の米中通商協議の第1弾署名で合意翻訳作業終了+米国の対中為替操作国認定を解除の動き。好調米経済に株高傾向は止まらず。

金融政策では、FOMCの金利据え置き予想は強い一方、BOEは利下げ期待も強まり、ECBは量的緩和の期待は消えず、日銀は何をか言わん。

原油価格の動きは鈍く、金価格は下落、日経平均株価は2万4千円台と強さを維持。一方、上海総合は上昇からスタートすると前日比でマイナス圏へ値を下げ、米債利回りは上昇傾向となっている。

アジア市場の為替相場は、日本の貿易収支は予想外の赤字となり、加えて取り巻くリスクオンの動きにJPY売りは止まらず、他の主要通貨は大きな変化は見られず。全体的にAUDUSD+NZDNZDの伸びは鈍く、EURUSD+GBPUSDは強さを維持し、底堅い動きはしばらく続きそうな気配に。

USDJPYは、仲値に向けて一時110.21まで上昇と、久々の110.00の大台を達成。クロスでも小幅ながらJPY売りの流れが継続している。この仲値後の高値をピークに上げ止まってはいるが、先週末の弱い米雇用統計のサプライズにもドル売りの流れは限定的で、クロスでもJPY売りの流れが目立っていることや、世界的な株高の流れが簡単に変わることは思えず。110円台の大台をこのまま維持できるかは不明ながら、JPY売りの流れは変わりそうになく、上昇傾向を期待したい。


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6:45    NZD 11月 住宅建設許可件数=前月比-8.5%(予想 前回-1.1%)

8:50    JPY 11月 国際収支: 経常収支=季調済1兆7949億円(予想1兆7862億円 前回1兆7322億円)、季調前1兆4368億円(予想1兆4233億円 前回1兆8168億円)、貿易収支=-25億円(予想1015億円 前回2540億円)、

12:25    CNY 12月 貿易収支=467.9億ドル(予想480億ドル 前回387.3億ドル)、輸出=前年比7.6%(予想2.9% 前回-1.1→-1.3%)、輸入=前年比16.3%(予想9.6% 前回0.3%)、3292億元(予想3150億元 前回2742.1億元)、輸出=前年比9.0%(予想2.8% 前回1.3%)、輸入=前年比17.7%(予想8.6% 前回2.5%)→ 12月の輸出は上昇、2019年の貿易総額はドル建てて小幅減少するも輸出は0.5%増加している

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〇ライトハイザーUSTR代表
①米中第1段階通商合意の翻訳作業はほぼ終了
②合意には為替操作についてのコミットメントも含まれている

〇米財務省
①13日、貿易相手国・地域の通貨政策を分析した外国為替報告書を公表し、中国の「為替操作国」認定を解除した。


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