2020年1月13日（月）21:15時ごろの動き
週明け月曜日の欧州市場は、東京市場が休場となった影響もあり欧州市場の早朝の動き鈍いが、為替相場は異なる材料でGBPとJPYの弱さが目立っている。
欧州市場に入り、英国発の弱い経済指標が続き最近のBOE当局者のハト派発言を裏付ける形となった。英貿易赤字は予想外に拡大、英鉱工業生産は弱くマイナス幅が拡大。英製造業生産も同じく弱く、11月の英月次GDP－0.3％（予想0.0％ 前回0.1％）と弱い中で、GBPUSDは1.2960台まで続落しようやく下げ止まる。
USDJPYは、15日の米中通商協議の第1弾合意署名は確実視され相場に織り込み済みながら、米イラン非常事態もやや弱まり、リスク回避の巻き戻しが続く。実需筋は総じて108～110のレンジの外での売り買いのオーダー以外見られず、投機的な動きに109.70の大台を上回ると109.92まで上昇し、ようやく下げ止まる。
原油価格は大きな動きは見られず、金価格はリスクオンの流れに軟調に推移するも、欧州株は弱く、英FTSEは小幅高を除く総じて下落、ダウ先物は小幅高で推移し、米債利回りは小幅高で推移中。
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18:30 GBP 11月 商品貿易収支＝－52.56億ポンド（予想－117億ポンド 前回－144.86→－109.47億ポンド）、貿易収支（除EUR）＝17.34億ポンド（予想-35億ポンド 前回－57.29億ポンド）、総合貿易収支＝－40.31億ポンド（予想－25.39億ポンド 前回－51.88→－13.37億ポンド）→商品貿易収支の赤字幅は減少するも、総合は逆赤字幅が拡大
18:30 GBP 11月 鉱工業生産＝前月比－1.2％（予想－0.0％ 前回0.1→0.4％）、前年比－1.6％（予想－1.3％ 前回－1.3→－0.6％）→ 予想外に弱くマイナスへ
18:30 GBP 11月 製造業＝前月比－1.7％（予想－0.2％ 前回0.2→0.5％）、前年比－2.0％（予想－1.6％ 前回－1.2→－0.3％）→ 予想外に弱くマイナスへ
18:30 GBP 11月 月次GDP＝前月比－0.3％（予想0.0％ 前回0.0→0.1％）、3か月/3か月0.1％（前回－0.1％ 前回0.0％）→ 前回と予想を下回りマイナスへ
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〇ムニューシン米財務長官
①年2回の米中対話再開を提案。トランプ大統領が「直ちに」開始したいと述べていた第２段階の米中貿易協議とは別だ
②中国との「第１段階」の通商合意について、合意文書の翻訳の過程で中国側の約束は変わっておらず、ワシントンでの今週の署名に合わせて内容を公表する。
〇ブリハBOE政策委員
①英総選挙後英経済に改善が見られないならば利下げに票を投じる
〇アイルランド外相
①Brexit交渉は1年以上かかるだろう 英国とは密接な関係維持を望む
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