2020/01/11

2020年1月10日(金)22:30時ごろの動き

2020年1月10日(金)22:30時ごろの動き

弱い米雇用統計を受けドル売りが強まり、強いカナダ雇用統計に、CAD買いが強く、米株は底堅く、米債利回りの低下も限定的で、ドル売りの流れも続かず。

米雇用統計は、失業率が3.5%と予想通りながら、非農業部門雇用者数は14.5万人と予想に届かず、11月、10月分は小幅ながら下方修正。週平均労働時間、平均時給は予想を下回り、直後はドル全面安ながら続かず。

弱い米雇用統計、強いカナダ雇用統計と強弱相反する雇用統計の発表を受けCAD買いの流れが強まるも、USDCADは1.3000の大台を割り込めず、1.3029をボトムに売り圧力は失速。ただし、戻り売り圧力は当面続きそう。

USDJPYは、米雇用統計の発表前に投機筋の買いに109.69まで上昇していたが、弱い米雇用統計を受け109.50まで下落。その後も109.60を中心に上下変動するも方向性は乏しい。

AUDUSDは、早朝の0.6851をボトムに強い豪小売売上高を受けた上昇の流れが続き、弱い米雇用統計の発表を受け一時0.6892まで続伸し、下げ幅は限定的で高値圏での動きが続いており底堅い展開が継続する可能性も。

EURUSDは、欧州市場に入り一時1.1085までまで下落し下げ止まり、弱い米雇用統計を受け1.1114まで上昇するも、続かず。結局は1.1085~14のレンジで上下変動するだけ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

22:30    CAD 12月 失業率=5.6%(予想5.8% 前回5.9%)、新規雇用者数=3.50万人(予想2.5万人 前回-7.12万人)→ 失業率は予想外に低下し、新規雇用者数は予想外に増加で、弱い米雇用統計もありUSDCADは大きく値を下げる。

22:30    USD 12月 雇用統計:失業率=3.5%(予想3.5% 前回3.5%)、非農業部門雇用者数=14.5万人(予想16.4万人 11月26.6→25.6 万人、10月15.6→15.2万人)、週平均労働時間=34.3(予想34.4 前回34.4→34.3)、平均時給=前月比0.1%(予想0.3% 前回0.2→0.3%)、平均時給=前年比2.9%(予想3.1% 前回3.1%)、時間当賃金=28.32(予想 前回28.29)、労働参加率=63.2%(予想63.2% 前回63.2%)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〇トランプ大統領
①金委員長に誕生日メッセージ 訪米の韓国高官に託す

〇クドローNEC委員長
①来週にEUと貿易につぃて協議する可能性がある。
②米雇用統計はなお力強い
③中国との合意は承認済みで、全てが完了。

〇テンレイロBOE政策委員
①景気が今年上向かなければ、利下げに賛成票を投じたい
②これらの想定に対するリスクは総じてダウンサイドに向かっている
③将来の通商協定や抑制された世界成長を巡る不透明感が引き続き需要を圧迫すれば、私の意志は短期的に利下げ賛成に向かうだろう

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※