2019/01/10

2019年1月10日(木)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年1月10日(木)アジア・欧州市場序盤の動き

アジア市場は、注目の中国CPIとPPIも弱く出ており、米中通商協議が終わっても煮え切らない表面的な発言に「本心は?」との問いの回答がなく、為替相場の動きは鈍い。

USDJPYは前日2度目の109円台トライ失敗。弱い中国CPIとPPIの影響もあるのか? 株安と米金利の低下に連動し円の買戻しが強く108円を割り込むと107.80まで値を下げるも、流れは緩やか。109円台を失敗したことで、戻り売り圧力が強まる可能性も否定できず。

日経平均株価は-263.26(-1.29%)と下げるも以外と違和感は少なく、中国株も小幅安で、上海総合は-0.36%下落、ダウ先物は-0.44%と小幅安で、基本的な方向感は見えてこない。

EURUSDは、1.1539~1.1570と、引き続き1.1500の大台を上回る水準を維持しており、ECB理事会議事要旨の内容は気になるが、市場ではEURブルを期待する声が多くなっている。

GBPUSDは、1.2801をトップに上値は重く、欧州市場に入ると1.2750台まで値を下げている。結局は15日のEU離脱案の採決は否定され、その後の流れがどうなるのか? こちらに焦点が移ってきており、ある程度の悪材料は済みとなっているが? さて、どうなることやら。