2019/01/18

2019年1月18日(金)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年1月18日(金)アジア・欧州市場序盤の動き

ブレグジット期限延期や2度目の国民投票の実施等の可能性が強まる中、ムニューシン財務長官から否定はされたが、ライトハイザー氏は? 米中通商協議で何等かの可能性を意識しながら、とりあえずは今月末の米中ハイレベル協議が焦点に。

その前にムニューシン、ライトハイザー両氏は22日からのダボス会議に出席の予定で、中国側と何らか話し合いがもたれる可能性も気になる。結果、日本株の上昇は止まらず、中国株も上昇し、ダウ先物の小幅上昇を維持。

WSJ紙は、米国産鶏肉の中国市場への輸出再開に向け米中が協議。日本のCPIは前年比が0.3%と予想通りながら前回0.8%から大幅低下、23日の金融政策決定会合で2019、20年度の消費者物見通しの下方修正を議論が焦点に。

USDJPYは、109.06をボトムに、日本株の上昇や米中通商協議の動きを意識しながら、NY市場終盤の高値109.40に並ぶ109.44まで続伸。さすがに109.50の壁は厚く上げ止まるも、ボトムは切りあがっており、底堅い動きが続いている。

EURUSDは、1.1386~1.1400の小動きで、1.4000近辺の相場から脱しきれず。

GBPUSDは、1.3000のターゲットをひとまず達成したこともあり、1.2966~1.3000のレンジで推移。こちらも押しは限定的ながら、次の材料待ち。

茂木経済再生相は、①民間議員が「国際経済のリスクが顕在化した場合の柔軟で機動的な経済運営」で、消費税引き上げの延期を含むとは考えていない。②厚生労働省による同統計の修正を受け、GDPの再集計結果を1月下旬に公表。

中国国家統計局は、2017年のGDPを6.9→6.8%に下方修正。