2019年1月8日(火)欧州・米国市場序盤の動き
欧州株は急伸、ユーロストックス50も+1.32%上昇、米株は強くダウは開始直後から1%超上昇、原油価格は49ドル台へ上昇、米10年債利回りは2.7%近辺で動きは鈍い。
為替相場は、欧州市場で弱い独鉱工業生産、ユーロ圏の消費者信頼感、経済信頼感など、景況感の悪化が目立つ。英国では3月29日の離脱期日を守る、いや延期の可能性を協議など話が錯綜。米中次官級貿易協議は今7日で終わらず8日夜と9日に協議に、どのような動きになるのか?トランプ大統領は「ゼロ金利だったらどんなに楽だろう」と暗にFRBに圧力を加えている。
EURUSDは米国市場に入るとドルは主要国通貨に対して上昇圧力が強まり、弱い独鉱工業生産やユーロ圏の景況感の悪化もあり1.1470近辺を高値に、底堅かった1.1430台を一時割り込む動きへ。
USDJPYは欧州市場の序盤に株高=円売りが強まりつけた109.08を高値に、108.60まで下落。再び108.93まで値を上げているが、材料は見当たらず現状では108.60~00のレンジ相場となっている。
GBPUSDも15日のEU離脱案の議会審議をうけ合意ないEU離脱ンある可能性や、、話が錯綜した3月29日の離脱期日の延期とそれを否定する発言もあり、上下変動しながらも1.2800を超えられず、逆に1.2730近辺まで値を下げている。
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16:00 GER 11月 鉱工業生産=前月比-1.9%(予想0.3% 前回-0.5→-0.8%)、前年比-4.7%(予想-0.8% 前回-0.8→0.5%)→ 予想を大幅に下回る
19:00 EUR 12月 消費者信頼感・確報値=-6.2(予想-6.2 前回-6.2)、経済信頼感=107.3(予想108.2 前回109.5)、工業信頼感=1.1(予想3.1 前回3.4)、サービス業信頼感=12.0(予想12.3 前回13.3→13.4)、景況感指数=0.82(予想1.0 前回1.00→1.04)→ ユーロ圏の景況感悪化を確認
22:30 CAD 11月 貿易収支=-20.6億カナダドル(予想-21.5億カナダドル 前回-11.7→-8.5億カナダドル)
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