2019/01/18

2019年1月17日(木)欧州・米国市場序盤の動き

2019年1月17日(木)欧州・米国市場序盤の動き

メイ首相は21日に動議を提出し、英議会は29日に離脱代替案を審議し採決へ。結果待ちながら市場はGBP買いを選択中。

中国の劉副首相が貿易交渉のために1月30、31両日に米国を訪問することを正式に発表。今月末に何らかの動きが期待できる。

GBPUSDは、欧州市場の序盤に一時1.2830台まで下落するも、米国市場の序盤では1.2920台へ上昇し高値圏で推移。市場はブレグジットの行方が不透明であることは変わりないが、最悪を脱したと期待しているのか?

USDJPYは、アジア市場で付けた109.10台を高値に、欧州市場の序盤から米国市場の序盤にかけて108.70割れを試す動きが何度となく続いたが、予想外に強いフィラデルフィア連銀製造業景気指数や米債利回りの上昇もあり108.90台を回復している。

EURUSDは、アジア市場の高値1.1400から欧州市場の序盤にかけては軟調な欧州株もあり一時1.1372まで続落。これをボトムに買い戻しが強まるも、ユーロ圏のCPIは速報値と変わらず前年比は1.6%と強さは見られず。現状では大枠1.1380~00のレンジで推移中。

欧州株は軟調推移、ダウも60ドル近く下落してスタート。米債利回りは上昇し10年債は2.736%(前日2.722%)、原油価格は一時56.04まで下落。