2019/01/31

2019年1月30日(水)欧州・米国市場序盤の動き

2019年1月30日(水)欧州・米国市場序盤の動き

ブレグジット代替案の採決も終わり、FOMCを未明に控え積極的に動きにくい状況は変わらず。ただし、FOMCはハト派傾向を期待する動きは強く、ダウは+250ドル近くの上昇からスタートし、原油価格は1.24%上昇し54ドル近くで推移、米10年債利回りも2.72台乗せへと上昇。

USDJPYは、FOMCを控え動きにくい中、米株高、米金利の上昇、原油価格の上昇と円売りの材料が多く昨日の高値109.54を上回ると買が加速して109.74まで上昇中。

AUDUSDは、アジア市場早朝の豪CPIが予想より強く、0.7150→0.7200台までアジア市場で上昇。欧州市場に入り0.7200台での動きから、米国市場に入り0.7180台まで小幅下落中。

USDCADは原油価格の上昇もあり、アジア市場の高値1.3280台から1.3210台へとCAD買の流れが続く。

GBPUSDは、ブレグジット代替案の採決は無秩序な合意なき離脱回避に向けた複数の修正案を否決したことで、GBP売りからスタートするも1.3060台をボトムに何とか下げ止まり小幅反発。

EURUSDは、欧州序盤に発表された仏GDPの前月比は予想外に強く1.1450を高値に、前年比は0.9%と予想と変わらず前回よりは低下するも動きは鈍く、ユーロ圏の景況感関連の指標は弱く、経済信頼感も106.2(前回106.7)と弱く、消費者信頼感は-7.9と予想と変わらないが速報値は下方修正。また、独CPIは前年比1.4%(予想1.6%)と弱くHICP前年比は1.7%(予想1.7%)と変わらなかったが相場への影響は限定的。米国市場に入り米株高、債券利回りの上昇もあり前日の安値1.1411を割り込み1.1400台まで一時下落。

米ADP雇用統計は前月比21.3万件(予想17.8万件)と予想を上回る。

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