2019/01/24

2019年1月24日(木)アジア・欧州市場の動き

2019年1月24日(木)アジア・欧州市場の動き

ECB理事会とドラギ総裁の会見待ちながら、市場のムードは大きな変化は期待せずややしらけ気味。もちろん、よく口を滑らすドラギ総裁のサプライズはないこともないが、その可能性は少ない。

市場全体では、ダボス会議からの材料を待ちながらも、米中通商協議の混沌とした動きは不透明感の塊で、ブレグジットと合わせ積極的に動きにくい状態が続いている。

その中で、強含んでいるポンドも今日は、1.13の大台を維持しながらも、EURUSDの売りに連動する形で値を下げている。ただし、テクニカルや合意なきEU離脱の可能性が弱まるなか、底堅い動きが続きそうな雰囲気は十分。

USDJPYは109.44をボトムに一時109.74まで上昇するも、前日の110台失敗の反動に上値も重いが、これで2度目のトライで、そろそろ抜け出すことを期待したいが! 米中通商協議の影響を見定めることが必要ではあるが、109円台前半の買い意欲は強く、相変わらず押し目かいの動きが続いている。

早朝の豪失業率は改善し、新規雇用者数も予想を上回り直後はAUD買いが強まるも続かず。

トランプ大統領、一般教書演説を政府機関閉鎖が解除された後に下院で行うとツィート。

脇役の経済市場と思われた、仏PMIはサービス業が予想外に弱く、総合も予想と前回を下回り、EUR売りが強まる。逆に、独PMIはサービス業が強く総合も予想と前回を上回り、EURの買い戻しが強まる。