2019/01/09

2019年1月9日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年1月9日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

日本、中国、欧州と株高の流れが続き、ドルは小幅安で、ポジション調整なのか? NZDUSDとGBPUSDの上昇が目立っている。

一日延長された米中通商協議は終わった。トランプ氏は「協議は非常に順調」といい、複数の関係者は、貿易戦争への懸念で悪化した金融市場を押し上げるため、中国と早期に合意することを一段と強く望んでいるとの報道も気になる。

この結果の如何に係らず、何らかの結果を示す報道に相場は動くことは間違いない。また、今日からスタートした15日のブレグジットの議会採決を前にしてその審議が今日から始まる。これもまたどちらに転んでもGBP相場は変動することになりそう。

アジア市場は、日経平均株価が+223.02(+1.10%)上昇するも、USDJPYは大枠108.70~00の高値圏で推移するも動きは鈍い。ただし、108.50アンダーの買い意欲も強いことは確かで、レンジ相場入りなのか? 

GBPUSDは、今日から議会採決の審議がスタートしこの動きも気になる。早朝の1.2709近辺をボトムに、1.2730~50のレンジが続いていた。欧州市場に入り、1.2770台まで急伸するとも、特に材料は確認できず。EURGBPの売りの可能性も。ただし、15日の議会採決を前にして一方向にポジションを傾けることは難しいが、投機的な動きは上昇を狙っている可能性も。