2019/01/25

2019年1月25日(金)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年1月25日(金)アジア・欧州市場序盤の動き

週末金曜日のアジア市場。経済指標の発表は極端に少なく、為替市場の動きは緩やかで前日のドル高の反動に主要通貨でややドル売りの流れとなるも、ドル円は日本株が底堅く推移し、109.50~90のレンジで、50をボトムに上値を狙う動きは変わらず、110.00の大台を再度トライする可能性も。

前日の理解不能な米中通商協議の米側要因の発言は、結局を何らかの合意を望んでいるが、トランプ大統領が容認できる明確な条件を勝ち取らなければ先に進まないとのことなのであろう。

いずれにしても、来週の30日、31日の米中ハイレベル会談で「白黒」が判断されることは間違いなく、為替相場の上下変動を避ける意味でも大きなポジションは持ちにくい。特に月末を直前にして実需筋の動きも相場を動かす可能性が高くなる。

GBPUSDは1.30台をベースに、朝から上昇傾向を続けていたが1.3139を高値に、欧州市場に入ると週末を控え1.3100を割り込み調整色が強くなっている。ハモンド英財務相とメール仏財務相はブレグジットに関しやや悲観的。

EURUSDは1.1300をボトムに1.1300~1.3330の狭いレンジで推移。ビルロワドガロー仏中銀総裁、クーレECB専務理事は景気に対してネガティブ発言。

日経平均株価は+198.93(+0.97%)と強さを維持。中国株も底堅く上海総合は+10.029(+0.39%)、欧州株も上昇からスタート。米10年債利回りは2.73%と上昇、原油価格は上昇し53.70台へ。


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