2019/04/15

2019年4月15日(月)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年4月15日(月)アジア・欧州市場序盤の動き

週末には多数の報道があった。トランプ米大統領は週末14日に、「FRBが適切な仕事をしていれば株式市場は5千~1万ポイント高く、経済成長率は3%ではなく4%超になっていただろう」と述べ、過去の利上げを再び批判。

半導体製造装置の世界最大手、米アプライドマテリアルズ(AMAT)が、発光ダイオード(LED)世界大手のアモイ三安光電など一部の中国企業や研究機関との取引を中止。

ムニューシン米財務長官は13日に、日米が15日から始める貿易協定交渉で「為替も議題となり、協定には通貨切り下げを自制する為替条項を含めることになる」とある。

ドラギECB総裁13日に、ユーロ圏経済が今年持ち直すとの慎重ながらも楽観的な見方を堅持。

日中両政府は14日、貿易や投資などの経済課題を議論する閣僚級の「ハイレベル経済対話」を中国・北京で開いた。

為替相場は、重要な発表や発言の予定も見られず、ブルーマンデーではないが動きは緩慢。日本株高にも関わらず、また、米国が日米通商協議で為替条項を含める動きにでるも、USDJPY相場は円売りに動かず、早朝の112.096を高値に111.89まで小幅低下するも、高値圏での動きは変わらず。

日経平均株価は+298.55(+1.37%)と上昇、上海総合は逆に終盤にかけて低下、WTIは一時63.84ドル上昇するも維持できず小幅低下、米10年債利回りは小幅低下。

動きが鈍い為替相場の中では、GBPUSDが早朝の1.3070をボトムに1.3100台まで小幅上昇。前日の高値1.31327を目指しているのであろうが、GBP買いの決定的な材料は感じられず。

AUDUSD、NZDUSDも動きは緩慢で特にいうこともない。

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