2019/04/25

2019年4月25日(木)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年4月25日(木)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は、日銀はフォワードガイダンスを修正し緩和姿勢を明確化したことを受け、株価はゆるやかに上昇。一方、上海総合は続落。WTIは相変わらず強さを維持、米債利回りは大きな変化は見られず。

為替相場は、変動幅が狭い動きとなる中で、USDJPYは昨日のNY市場で112.40までの上昇は一体何だったのか? と思う動きで、日銀の緩和姿勢を明確化するも、一時111.70台まで下落。

EURUSDは、1.1145~60の緩慢な動きで、ドイツ銀行とコメルツ銀行の合併交渉は決裂する見通しも影響を与えず。ただ、ドイツ銀行の動きは注意が必要。

AUDUSDは、中国人民銀行副総裁は「金融政策の引き締めや緩和の意図はない」と発言。前日の預金準備率引き下げ休止の公算大とのマイナス材料は若干弱まるも株価は弱い。0.7004~0.7023と0.70の大台を維持しているが、0.70をボトムとした反発力は鈍い。

日銀がフォワードガイダンスを修正したことを受け、国債先物が一段高となった。「少なくとも2020年春ごろまで」と緩和姿勢を明確化し、現行の超低金利政策を20年春以降も継続する可能性を指摘したことに海外短期筋が反応し、先物主導で上げ幅が拡大した。

日銀展望レポートは、2019年1月時点の見通し比、2019年GDP0.9~1.0%→0.7~0.9%へ下方修正、CPI1.0~1.3%→0.9~1.2%へ下方修正。

スウェーデン中銀、政策金利-0.25%の据え置きを決定、予想通り。次の利上げは年末か来年初頭。

クドローNEC委員長、日米の通商協議についてコメント。
安倍首相は非常に強力的。米国は日本と貿易協定をぜひ結びたい。通商協議は全速力で進んでいる。



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