2019/04/19

2019年4月19日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2019年4月19日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

グッドフライデーで米国を主要国は休場。もちろん、主要国では重要な経済指標、金融政策、発言の予定もなし。欧米債券市場、株式市場も休場となり、日本の全国CPIは前年比0.5%と予想通りながら前回0.2%から上昇へ。海外で唯一発表となった米住宅着工件数は、予想外に弱く出るも相場への変化は見られず。

アジア・欧州市場・米国市場の序盤と、主要国市場が休場のため精彩を欠く動きに終始。USDJPYは111.90~112.01の11ポイントレンジで言うことなし。18日にはJPモルガン・グローバルFXボラティリティー指数は過去25年に3回の谷があったとあり、ブルームバーグがまとめたデータによると、3回とも米ドル指数はその後の6カ月に10%以上変動したとのこと。ボラティリティー指数は現在、5年ぶり低水準で推移している。つまり為替相場が急変する可能性を言いたいのだろうが、最近のいつみても変わらないUSDJPY相場を見るにつれ、人ごとのように思えてならない。ちなみに、JPモルガンは昨日、強い米小売売上高を受けて米第1四半期GDP見通しを2.0→2.9%へ上方修正していたが!

EURUSDは1.1227~1.1248の21ポイントのレンジで言うことなし、GBPUSDはアジア市場の早朝につけた129.79をボトムに1.30の大台を回復し1.3009まで上昇するも結局は30ポイントのレンジ。AUDUSD、NZDUSD、USDCADも動きは見られず。

さすが、グッドフライデー! 皆さんゆっくり休みましょう!

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8:30    JPY 3月 全国消費者物価指数=前年比0.5%(予想0.5% 前回0.2%)、除く生鮮・前年比0.8%(予想0.7% 前回0.7%)、除く生鮮・エネルギー・前年比0.4%(予想0.4% 前回0.4%)

21:30    USD 3月 住宅着工件数=前月比-0.3%(予想5.9% 前回-8.7→-12.0%)、113.9万件(予想122.5万件 前回116.2→114.2万件)、住宅建設許可件数=前月比-1.7%(予想0.7% 前回-2.0%)、126.9万件(予想130.0万件 前回129.6→129.1万件)

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新華社によると、政治局は、中国経済は依然として下押し圧力に直面しているほか、外部環境は逼迫していると指摘。民間経済と中小企業の発展を効果的に支援すると強調。

イタリア連立政権を構成する政党「五つ星運動」は連立相手の「同盟」について、幹部の汚職疑惑で連立崩壊の危機をもたらしていると批判。

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