2019/04/21

今週の主な材料(4月22~26日)

今週の主な材料(4月22~26日)

先週末はグッドフライデーで海外市場はマヒ状態でした。週明け月曜日がイースターマンデーで欧州主要市場は休場の中で、米国市場はフルに活動することで相場の動きも活発になります。

英議会は長期間の休暇も終わり23日から活動が再開されることで、ブレグジットを巡る動きにGBP相場が変動することは間違いなさそうです。5月23~26日の欧州議会選挙に向け、どのような動きになるのでしょうか? 

米中通商協議はほぼ合意に達したのでは? と推測できる報道が流れていましたが、一向に合意に至らず「オオカミ少年化」しているのでは?と、不安になることもあります。4月29日にはライトハイザーUSTR代表が北京に訪問し、5月6日の週には劉中国副首相はワシントンを訪問する予定です。米中両政府は5月下旬の合意を目指しており、5月27日に両首脳がワシントンで合意に署名する可能性も指摘されていましたが、トランプ大統領は新天皇即位後の国賓として来日する予定(26~28日)に当たり無理では! 

日米通商協議は、安倍首相が4月26日に訪米しトランプ大統領と会談します(注目しましょう!)。4月15~16日のワシントンでの話し合いでは為替条項も飛び出したのですが円高への動きは見られず。今後は、トランプ大統領の来日(6月28・29日のG20)に向け具体案の協議を加速させていることは間違いないなさそうです。どうなることやら!

さて、今週も重要なイベントは少ない中で、注目はなんといっても4/26(木)の米第1四半期GDP・速報値で、前年比予想2.0%と前回2.2%からの低下予想ですがどのような数字となるか注目しましょう!

次いで、4/24(水)のカナダ中銀の金融政策で、政策金利1.75%の据え置きが予想されていますが、いつもながら声明で大きく変化する可能性は高いことは言うまでもありません(ほぼ間違いないと思います)。4月15日のカナダ中銀第1四半期企業景況感調査は「大部分の地域の企業に対するこれまでの高水準の内外需要からの軟化を示している」とありCAD売りが加速したことを思い出します。USDCAD、CADJPYのポジションがあれば注目してください。

詳しいデータは別表を!
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