2019年4月9日(火)アジア・欧州市場序盤の動き
為替市場は平穏無事で特に言うこともない。
日本株は中国株の上昇もあり、マイナス圏を脱出し+40.94(+0.19%)と上昇するも、逆に上海総合はマイナス圏へ低下。米債利回りは小幅低下するも10年債利回りは引き続き2.5%の大台を維持。
為替相場の注目は明日10日。ECB理事会&米CPI、そして、EU臨時首脳会議。首脳会議を直前に控えメイ首相とコービン労働党党首との話し合いはなんらかの合意を今日中に達することができるのだろうか? 市場では2度目の国民投票の可能性も意識し始めている。
また、どうせ単発的なドル売りに限定されるとは思うが、トランプ大統領の側近が連日辞任(解任)に追い込まれる現状は、通常なら以上なのだが!
USDJPYは、早朝の111.58を高値に日本株も軟調に推移し111.28まで値を下げ、株価の反発にもドル買いは極めて鈍く111.39を戻り高値に111.30台での推移が続く。
EURUSDは、1.1255~69のレンジ、GBPUSDは1.3052をボトムに欧州勢の参入に一時1.3095まで値を戻すも、その後は伸びず。
AUDUSDは、0.7119~39のレンジで言うことなし。
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10:30 AUD 2月 住宅ローン=前月比0.8%(予想0.5% 前回-2.6 -1.2%)
14:45 CHF 3月 失業率=2.4%(予想2.5% 前回2.7%)、失業率・季調済=2.5%(予想2.4% 前回2.4%)
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ホワイトハウスのウィレムス通商担当顧問(8日)は、前週の米中通商協議で進展があったとした一方、合意の障害となっている問題の中には米国として「まだ満足していない」ものがある。
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