2019/04/24

2019年4月24日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年4月24日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

WTIはIEAが世界原油市場の供給水準は十分と分析し小幅低下するも引き続き65.80ドル台を維持。日経平均株価は小幅安ならが22,200円を維持。中国株は預金準備率引き下げ休止の思惑に一時値を下げるも、消費刺激策を検討との報道もあり回復。為替相場は、弱いCPIを受け下落したAUDと連れ安のNZDを除き、大きな変化は見られず。

米中通商協議は30日に北京で再開、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官が率いる通商交渉団が来週、中国側との貿易協議のため北京を訪れ、「知的財産、技術移転の強制、非関税障壁、農業、サービス、購入、履行などの通商問題を扱う」。その次の協議は5月8日からワシントンで行うとした。本邦サイドが連休の中で大きな変化が伴う可能性も否定できず。

AUDUSDは、豪第1四半期のCPIが前年比1.3%(予想1.5% 前回1.8%)と弱く、0.7090→0.7020台まで続落、戻りも限定的で引き続き売り圧力が続く。NZDUSDも連れ安で0.6640台→0.6610台まで下落し、ドル買いの流れをリード。

GBPUSDは、アジア・欧州市場序盤を通じ1.2916~43のレンジで推移。本格的に英議会が再開しブレグジットをめぐる報道が活発になる中で、メイ英首相は「国内法として協定を法制化する法案の提出を検討しているもよう」とウルトラCが飛び出すことができるのか? 引き続き不安心理が強い。

USDJPYは、仲値後に一時111.98まで上昇するも続かず、総じて111.75~00の狭いレンジで推移。特にいうこともないが、25日の日米通商協議、26日の安部・トランプ会談を見守りながら、連休に突入するのか?


AUD 第1四半期 消費者物価指数=前期比0.0%(予想0.2% 前回0.5%)、前年比1.3%(予想1.5% 前回1.8%)、RBAトリム平均値=前期比0.3%(予想0.4% 前回0.4→0.5%)、前年比1.6%(予想1.7% 前回1.8%)、RBA加重中央値=前期比0.1%(予想0.4% 前回0.4%)、 前年比1.2%(予想1.6% 前回1.7→1.6%)→ 予想を下回りAUD売りが強まる

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AUD 第1四半期 消費者物価指数=前期比0.0%(予想0.2% 前回0.5%)、前年比1.3%(予想1.5% 前回1.8%)、RBAトリム平均値=前期比0.3%(予想0.4% 前回0.4→0.5%)、前年比1.6%(予想1.7% 前回1.8%)、RBA加重中央値=前期比0.1%(予想0.4% 前回0.4%)、 前年比1.2%(予想1.6% 前回1.7→1.6%)→ 予想を下回りAUD売りが強まる

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