2019/04/20

2019年4月20日(土)昨日19日、海外市場の動き

2019年4月20日(土)昨日19日、海外市場の動き

グッドフライデーで、東京市場終了後は米国を含め海外の主要国の債券・株式市場は休場。米住宅着工・許可件数の発表を除き経済指標の発表も見られず、金融政策・要人発言もなく渦中のブレグジットを巡る動きも23日の英議会の再開待ち。

関心はもっぱら、自民・萩生氏の消費税導入をめぐる発言と、トランプ大統領のモラー報告書。「火のないところに煙は立たず」の格言を信じてはいるが?

為替相場は東京市場が終わると大きな取引は見られず、最近の緩慢とした動きが目立つ傾向が強い中で、より緩慢で終了間際に上下を試す投機的な動きが見られたが総じて動かず。

USDJPYは、午後4時半以降の動きは、111.90~95の5ポイントで動き、終了間際に再び投機的な動きに111.91~95を短時間で上下変動し111.916で終了。

EURUSDは、午後4時半以降の動きは、1.1242~48で動かず、終了間際に再び投機的な動きに1.1238~47で変動し1.1240で終了。

GBPUSD、AUDUSD、NZDUSD、USDCADも、前日比で0.1%前後の変動で終了している。

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JPY 3月 全国消費者物価指数=前年比0.5%(予想0.5% 前回0.2%)、除く生鮮・前年比0.8%(予想0.7% 前回0.7%)、除く生鮮・エネルギー・前年比0.4%(予想0.4% 前回0.4%)

USD 3月 住宅着工件数=前月比-0.3%(予想5.9% 前回-8.7→-12.0%)、113.9万件(予想122.5万件 前回116.2→114.2万件)、住宅建設許可件数=前月比-1.7%(予想0.7% 前回-2.0%)、126.9万件(予想130.0万件 前回129.6→129.1万件)

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イタリア連立政権を構成する政党「五つ星運動」は連立相手の「同盟」について、幹部の汚職疑惑で連立崩壊の危機をもたらしていると批判。

新華社によると、政治局は、中国経済は依然として下押し圧力に直面しているほか、外部環境は逼迫していると指摘。民間経済と中小企業の発展を効果的に支援すると強調。

複数の関係者は、日銀が24、25両日に金融政策決定会合を開き、四半期に一度の経済・物価情勢の展望(展望リポート)を公表する。1月時点でGDPの見通しを小幅に引き下げる方向で検討へ。

日本銀行は19日、 午前10時10分の金融調節で、残存期間10年超25年以下の買い入れ額を1600億円、25年超を400億円と通知した。前回オペからそれぞれ200億円、100億円の減額。超長期ゾーンでは2月12日に10年超25年以下が減らされて以来となる。超長期ゾーンの国債買い入れオペを減らした。利回り水準がプラス圏にある超長期債に対する投資家需要の強さによる需給逼迫を緩和させる狙いがあるとみられている。

日経新聞(20日)、米司法省が18日公表したロシア疑惑の捜査報告書では、トランプ大統領がモラー特別検察官の任命に動揺し、捜査介入を繰り返し試みた実態が明らかになった。モラー氏は捜査妨害を疑わせる10の行為を挙げて迫ったが、「現職大統領は起訴できない」とする司法省の規定にも阻まれ、刑事責任を問うには至らなかった。疑惑を巡る攻防は司法から議会へ舞台を移す。

日経新聞(20日)、米司法省は18日、2016年大統領選にロシアが介入した疑惑に関する捜査報告書を公表した。焦点の一つであるトランプ大統領が捜査を妨害した疑惑について、捜査を担っていたモラー特別検察官の解任を探った行為など10件の具体例を挙げて検証し、疑いを完全には拭えないとの見解を示した。

WSJ紙、モラー報告書、判断は有権者の手に。約2年に及んだ捜査、政治的心理劇、公の場での中傷合戦、内密の謀略。そうしたものを全て経た後だったため、2016年米大統領選挙へのロシア介入疑惑を巡るロバート・モラー特別検察官の捜査報告書の公開に完全に満足した人はほとんど誰もいなかったのは驚きではない。この問題は議会で引き続き議論され、最終的には2020年の大統領選挙で有権者らが判断を下すことになるだろう。

時事ドットコム(19日)、自民党の萩生田光一幹事長代行は19日、今年10月の消費税増税の先送りもあり得ると発言したことに関し、「政治家として私個人の見解を申し上げた」と釈明した。

プレジデントオンライン(19日)、萩生田光一・自民党幹事長代行の発言で永田町が激震に見舞われている。インターネット番組に出演した萩生田氏は、今年10月に予定される消費税増税を凍結する可能性にふれ、おまけに衆院解散の可能性すらにおわせたのだ。他ならぬ安倍晋三首相の懐刀・萩生田氏の発言だけに与野党、経済界も戦々恐々。騒ぎは広がる一方だ。

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JPY 3月 全国消費者物価指数=前年比0.5%(予想0.5% 前回0.2%)、除く生鮮・前年比0.8%(予想0.7% 前回0.7%)、除く生鮮・エネルギー・前年比0.4%(予想0.4% 前回0.4%)

USD 3月 住宅着工件数=前月比-0.3%(予想5.9% 前回-8.7→-12.0%)、113.9万件(予想122.5万件 前回116.2→114.2万件)、住宅建設許可件数=前月比-1.7%(予想0.7% 前回-2.0%)、126.9万件(予想130.0万件 前回129.6→129.1万件)

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