2019/04/24

2019年4月24日(水)欧州・米国市場序盤の動き

2019年4月24日(水)欧州・米国市場序盤の動き

欧州市場は、株価の上昇を維持できず小幅安、米株も小幅安からスタート。WTIは下げから再び上昇へと変化し底堅さを維持。

為替相場は、AUDUSDはアジア市場で弱いCPIに急落した流れを止められず0.7020台~50台と安値圏で推移し、NZDUSDも連れ安で0.6600台と安値圏で推移。

EURUSDは、独Ifo企業景況感指数が予想を下回り、景況感の悪化に直後は一時1.1195まで下落から1.1220台まで値を戻すも、独10年債利回りは再びマイナス圏へ下落し、イタリア内閣は景気対策を承認するも汚職疑惑に、市場は政権崩壊の観測が浮上へ。米国市場に入ると前日の安値1.1190台を割り込み1.1180台へ下落。

USDCADは、カナダ中銀が政策金利1.75%の据え置きを予想通り決定。これ自体はサプライズではないが、声明で利上げの文言が削除され、成長見通しが引き下げられたことでCAD売りが加速し、1.3440台→1.3520台へ一時急伸。

ECBのリサーチは、米国が主要貿易相手国に新たに関税を課した場合、ユーロ圏の経済成長率には「小幅な」悪影響が及ぶ見通し。

財務省は、麻生太郎財務相とムニューシン米財務長官が米ワシントンで25日の現地時間午後4時をめどに会談すると発表。

カナダ中銀は、2019の前半の成長は、1月に予想されていたよりも遅くなると予想。実質 GDP 成長率を2019で 1.2%、2020と2021年は2% 程度を予想。CPI とコア・インフレの指標はすべて 2% に近く、CPI インフレ率は第3四半期に下落する可能性が高いが、主にガソリン価格のダイナミクスにより、年末までに約 2% に戻る見込み。考慮新しい炭素汚染の影響に加えて、控えめな余剰能力とともに、インフレ率は2020と2021年を通じて 2% 前後にとどまることを予想。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

17:00    GER 4月 Ifo企業景況感指数=99.2(予想99.9 前回99.6)、現況指数=103.3(予想103.6 前回103.8)、期待指数=95.2(予想96.0 前回95.6)→ 予想を下回る

17:30    GBP 3月 公共部門ネット負債(PSNB)=8.4億ポンド(予想-8億ポンド 前回-7→-5億ポンド)、PSNB exBank=8.4億ポンド(予想-8億ポンド 前回2→-5億ポンド)、PSNCR=88.71億ポンド(予想  前回6→6.7億ポンド)、NCR=225億ポンド(予想 前回-17億ポンド)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※