2020年4月10日（金）15:00時ごろの動き
日経平均株価は終盤にかけ上昇幅を拡大し＋152.73（＋0.79％）の上昇。逆に上海総合は1％超の下げで幅を広げている。米債は10日が米国市場がグッドフライデーの休場で取引はない。
欧米市場では新型コロナウイルスの感染抑制を期待した動きとなるか？ 昨日は、米国では感染による死亡者が増加する一方、感染者数は低下傾向にあることを市場は評価していた。
ただし、全体的にイースターを境にして、ポジションの調整（米株売りの巻き戻し）も一巡気味の相場で、来週以降の相場に期待する以外なさそう。
為替相場は、米国市場がグッドフライデーで休場となるため、小幅動きにとどまり大きな動きは見られず、特に言うこともない。
海外市場では米CPIがメインとなるが、市場が休場の中でサプライズがなければ動きは鈍くなることが予想される。
USDJPYは、108.33～59のレンジで上値は重くなっていることは間違いないが、107円台を積極的に売りこむこともできず、結局は狭いレンジ相場に。EURUSDは、1.0919～1.0944の狭いレンジで、前日のNY市場のCOPY相場へ。AUDUSDは、前日の上昇の流れが続き、0.6312をボトムに前日NY市場の高値0.6363を試す動きに一時0.6350台まで上昇中。
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全米企業エコノミスト協会（NABE）
①感染拡大に伴う経済の縮小で、１年以上にわたって高失業率が続く見通し。
②第2四半期の経済成長率の予想中央値は年率で－26.5％。予想レンジは－50％から－1％と幅が広く、先行き不透明感が強い。
③第3四半期以降については、経済成長率が20％に達し、大量の雇用が創出され、失業率が急激に改善するとの楽観的な見方もあった。
FRBのバランスシート急拡大
①B／Sは8日時点で6.13兆ドルと、約1カ月前の3月4日の4.29兆ドルから約43％拡大し、過去最高を更新した。
クオモNY州知事
①新型コロナウイルス感染症による新規入院者数が大幅に減少し、ソーシャル・ディスタンシングが奏功している兆候を示している。
②州内の新型コロナによる１日の死者数は799人と、3日連続で最多を更新。死者は累計7067人となった。
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サウジ:・ネルギー相
① OPECプラスの合意した減産で、最終的な合意はメキシコの参加次第。
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