2020/04/29

2020年4月29日(水)昨日28日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

2020年4月29日(水)昨日28日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

欧州市場の株高+ドル売りから、米国市場は株安+ドル買いへと変化し、終わってみれば小幅な変化にとどまる。ただし、リスク回避の動きなのかJPYと、新型コロナウイスル阻止期待のAUDの上昇が目立っている。

FOMCの緩和策の長期継続期待や、ECBの追加措置を期待する声もあり、全体的に株高+ドル売りの流れにドル安値をつけるも、明確な材料は不明ながら米国市場に入り、米株が上昇からスタートするも逆にげ下落と、株安+ドル買い戻しへと変化。

米株は上昇からスタートするも結局は弱く、ダウは-32.23(-0.13%)、Nasdaqは-122.43(-1.40%)、S&P500 は-15.09(-0.52%)と下落へ。原油価格(WTI)は一時10.07ドルまで下げるも米国市場に入り回復し13.20台で推移。米10年債利回りは0.617%へ。

EURUSDは、イタリア、ポルトガル、スペイン、フランスは新型コロナウイルスの感染抑制にロックダウンを緩和する動きが見られ、ECBの追加緩和の期待も残り、欧州市場では一時1.0889まで上昇。米国市場に入り流れは変化しフィキシングの影響なのか24:00時には1.0820台まで下落。先にS&Pはイタリア格付けを据え置いたが、今度は逆にフィッチはイタリアを格下げしたこともありEUR売り材料となり終盤にかけて1.0810台まで下落と前日終値とほぼ同水準へ。

AUDUSDは、豪州とNZは共に感染抑制を評価。シドニーの人気ビーチは5週間ぶりに閉鎖が解除されるなど、新型コロナウイルスの感染阻止=勝ち組の反応なのか最近はAUDの上昇が目立ち5連騰。アジア市場の0.6434をボトムに前日から上値を抑えていた0.6470を、欧州市場の序盤に突破し0.6514まで上昇し、米国市場に入っても高値圏での推移が続き0.6490近辺で推移。

USDJPYは、日銀の追加緩和策の発表後のJPY高傾向が続き、円高の防波堤となっていた106.90台を欧州市場に入り割り込むと、株高の影響もあるのか106.56まで下落。米国市場の序盤の株高にも反応は鈍く、オプションカット~フィキシングにかけ米株安の中で106.97まで上昇した後は、108円台で全く動かず。ただし、上値の重い流れは変わらず。

米株は上昇からスタートするも結局は弱く、ダウは-32.23(-0.13%)、Nasdaqは-122.43(-1.40%)、S&P500 は-15.09(-0.52%)と下落へ。原油価格(WTI)は一時10.07ドルまで下げるも米国市場に入り回復し13.20台で推移。米10年債利回りは0.617%へ。

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22:00    USD 2月 S&P/ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏)=前年比3.5%(予想3.2% 前回3.1%)、指数=219.75(予想 前回218.62→218.71)

23:00    USD 4月 CB消費者信頼感指数=86.9(予想88.0 前回120.0→118.8)、現況指数=76.4(予想 前回167.7→166.7)、期待指数=93.8(予想→ 前回88.2 86.8)→ 2014年6月以来の低水準で新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する措置により、経済活動が急停止し、失業者が急増したことを受けた。

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