2020/04/08

2020年4月8日(水)17:15時ごろの動き

2020年4月8日(水)17:15時ごろの動き

欧州や米国では新型コロナウイルスの感染拡大傾向が弱まる期待感にリスクオンの動きを意識し、株価は買っていないリスクを意識しているような上昇へ。

世界的な成長の大幅鈍化や、高失業率の嵐はこれからなのに、すでに織り込み済みムード。これが事実となることを願うだけ。

日経平均株価は後場にかけて上昇し+403.06 (+2.13%)上昇。上海総合は-5.394(-0.19%)低下。米10年債利回りは0.72%近辺で前日と変わらず。

為替相場は主体性に乏しく、小幅なドル買いの流れにとどまり急激な変化は見られず。

EURUSDは、早朝の0.9020を高値に、ユーロ圏財務相会合は新型コロナウイルスの対応で合意できず、明日に協議を再開に、一時1.0830まで低下。

USDJPYは、前日の新型コロナウイルスによるNY州の死者の増加や、NY株の小幅安を意識したのか早朝に108.50まで下落から反発し、一時109.00まで値を戻すも109円台を維持できず、結局はこのレンジ内で推移し方向感に乏しい。

AUDUSDは、S&Pが豪州「AAA」格付け見通しをステーブル→ネガティブに引き下げたこともあり、0.6177を高値に0.6110台まで下落、弱含みで推移。

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ユーロ圏財務相会合
①ユーロ圏財務相会合は、新型コロナウイルス危機対応として最大1.5兆ユーロの財政措置が必要になる可能性があると主張

ユーロ圏財務相会合
①新型コロナウイルスの感染拡大による経済危機への対応について、協議を一時中断した。9日まで一時中断すると発表した。意見の相違点を埋めるためという。
②協議は、たびたびの休憩や二国間協議などを挟んで16時間に及んだが、突破口は見いだせなかった。

仏中銀
①第1四半期GDPは-6%と推計。

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S&P
豪州ソブリン格付け「AAA」の見通しをステーブル→ネガティブに引き下げた。

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日本政府
①新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、低所得国債務救済のため、日本政府が国際通貨基金(IMF)の大災害抑制・救済基金「CCRT」への資金拠出を準備しており、来週にも表明
②拠出金は、政府が打ち出した総額108兆円に上るコロナウイルス対応の緊急経済対策の中から捻出される。

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