2020/04/20

週末の気になる記事


週末の気になる記事

ビルロワドガロー・フランス中銀総裁は、われわれは既に多くのことをしたが、物価安定の使命を果たすために追加の措置が必要ならば、別途それを行うだろう。誰もこの危機を想像もしなかった。その形態において全く前例がなく、これまでの危機よりも深刻だ。金融政策を補完する財政政策を強化するよう政府に呼び掛けた。

デギンドスECB副総裁はECBは今後の展開と市場の緊張に、予断を持たず対応する。ECBにはパンデミック購入プログラム(PEPP)という新たな手段があり、購入する資産やその時期について柔軟にこれを活用することができる。ECBは新型コロナ危機が債務危機に発展するのを防ぐことを主眼とすると説明、経済が2020年後半に回復することや、21年に今年の落ち込みを取り返すことは難しいだろう。金融政策を補完する財政政策を強化するよう政府に呼び掛けた

ECBはここ数週間に、1兆ユーロ(約117兆円)超の債券購入を含め大規模な支援措置を打ち出してきたが、市場の緊張は高まりつつあり、2%弱のインフレ率目標を達成する見通しも立たない

ケン・グリフィン氏やセス・クラーマン氏など著名運用者のヘッジファンドが新型コロナウイルス大流行の中で機会をつかもうと新規資金の受け入れを再開したところ、投資家はこれに熱心に反応した。

42829日のFOMCを目にして、ブラックアウト期間に入った。非常時に合わせスタッフ対応も変化。

メスター・クリーブランド連銀総裁は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う金融市場や米経済への打撃を和らげることに今は専念しており、一連の措置が投資家による過度のリスクテークを促す可能性を心配する状況にはない

トランプ大統領417日の記者会見で、「ドルはとても強い。強いドルは全体としてとても良いことだ」。過去数年にわたり米製造業者や輸出業者のためにドル安を求めてきた同大統領にとっては方向転換だ。

ピーターソン国際経済研究所のアダム・ポーゼン所長は、「現時点でのドルの行き過ぎた上昇は誰の利益にもならない」
新型コロナウイルス感染症のパンデミックからの影響を懸念した資金需要でドルは3月に急上昇したが、これはドル建て債務を膨らませている新興市場にとってリスクだ。ドルの急激な上昇は多額のドル建て債務を抱える国に大惨事をもたらす恐れがある。

 国連アフリカ経済委員会(UNECA17日、アフリカで新型コロナウイルス感染により少なくとも30万人が死亡し、2900万人が極度の貧困に陥る恐れがあるとして、1000億ドルの支援を呼び掛けた。

原油価格 原油安止まらず、迫る貯蔵の限界 減産合意1週間(日経新聞)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58243150Z10C20A4FF8000/

原油供給調整、日量1500万バレルに IEA事務局長(日経新
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58237160Y0A410C2EA5000/

米雇用対策はや資金枯渇 3500億ドル分、議会の対応遅れ(日経新
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58242030Z10C20A4FF8000/


43日 FT紙 米国債を誰が買うのか投資家は考えるべきだ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58183760X10C20A4000000/