2020/04/20

2020年4月20日、14:45時ごろの動き

2020年4月20日、14:45時ごろの動き

週明の月曜日は、原油価格(WTI)15ドルを割り込に一段安へ、米10年債利回りは0.632%と小幅軟化。日経平均株価は政府の緊急経済対策の事業規模拡大にも、輸出の伸びが鈍化し下げ幅を強める。

一方、上海総合は人民銀行のローンプライムレートの引き下げや、新規1兆元規模の特別債発行、ネガティブリスクの変内縮小を発表と、明暗が分かれる。

為替相場は、小幅ながら主要国で、NZDUSDを除きドル高の流れを維持。特にUSDCADの上昇が目立っている。

NZDUSDはNZD買いへ。NZのCPIが予想より強く、アーダーン・NZ首相はロックダウンを1週間延長した後は規制を緩和すると発表したことを好感し、NZDUSDは0.6009をボトムに0.6060台まで一時上昇。

USDJPYは、日本の通関ベース貿易収支の赤字額が拡大し、輸出が前年比-11.7%と2016年7月以来のマイナス幅で新型コロナウイルスの世界的伝播が日本の輸出入に影響した可能性を意識。それと仲値のドル買いの手当て買いなのか、仲値で107.89をピークに上げ止まっているが、高値圏で推移。

USDCADはCAD売りへ、ルドー・カナダ首相は、米国の国境閉鎖を、期限の来週以降も30日間延長することで両国が合意。原油価格の下落も止まらず、早朝の1.4010台をボトムに1.4090台へ上昇中。

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ルドー・カナダ首相は、米国の国境閉鎖を、期限の来週以降も30日間延長することで両国が合意

トルドー・カナダ首相は、米国の国境閉鎖を、期限の来週以降も30日間延長することで両国が合意

ゴールドマン・サックスは、パンデミック(世界的大流行)が為替市場に与える影響の次の段階を切り抜けるために、豪ドル買い・NZドル売りなど4つの新たな取引を推奨。第1段階では、マクロ経済の差異よりも手元資金を温存したいとの投資家の意向などが為替相場の変動の主因だった。だが「市場の状況が落ち着き(為替の流動性も改善した)ため、マクロ経済の差異が反映され始めると予想している。投資家はユーロ売り・スイスフラン買い、豪ドル買い・NZドル売り、メキシコペソ買い・コロンビアペソ売り、韓国ウォン買い・タイバーツ売りのポジションを取ることで対応すべきだと述べた。

中国財務省は、新たに1兆元規模の特別債を発行する予
中国人民銀行は、貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を予想通り引き下げた。

中国国家発展改革委員会(発改委)は、国内市場の対外開放を進めるため、外国からの投資を制限・禁止する分野を示した「ネガティブリスト」を年内に縮小、一方、外国からの投資を促すための「奨励カタログ」を拡大することによって一部の外国企業への税優遇を拡大すると表明した。

アーダーン・NZ首相は、ロックダウンを1週間延長し、その後制限を緩和すると発表した。→ NZD買いへと動く

トルコ中銀は、他の中銀と新たな通貨スワップ協定の締結について協議を行っている


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