2020/04/29

2020年4月29日(水)17:30時ごろの動き

2020年4月29日(水)17:30時ごろの動き

本日は東京市場が休場。アジア市場は前日の弱い米景況感を意識してかドル売りの流れが継続して欧州市場に引き継いだ。

これからの海外市場ではユーロ圏の景況感指数の発表、米GDP、そして、FOMCを控えてどこまで積極的な取引ができるのか? ユーロ圏景況感指数の予想は75.0(前回94.5)、GDPの前年比予想は-4.0%(前回2.1%)。FOMCは金融政策の据え置きが予想される中で、パウエルFRB議長の記者会見を注目したい。

アジア・欧州市場の序盤では、原油価格(WTI)が一時14.49ドルまで上昇、上海総合は+12.42(+0.44%)と小幅高で推移。欧州株は強弱混在で、ユーロストックス50は-5.14(-0.18%)と小幅低下。米10年債利回りは6%を割り込み低下。

AUDUSDは、豪第1四半期CPIは干ばつと山火事の一部の食品価格への影響とCOVID-19の初期の影響を反映し、前年比2.2%(予想2.0% 前回1.8%)と上昇気味。早朝の1.0817をボトムに続伸中で1.0870台まで上昇し、22日から続く上昇傾向を維持している。

USDCADは、原油価格(WTI)は一時14.49ドルまで上昇。新型コロナウイルスの感染も抑制気味で、早朝の1.4003を高値に前日の安値1.3936を下回り一時1.3931まで下落。1.400を割り込んだこともあり下値を試す動きが続いている。

USDJPYは、連休=JPY高の恐怖があるのか? アジア市場の早朝からドル売り流れが強まり、106.50近辺の大口の買いを消化しながら、一時106.30台まで下落しやや反発気味。ただし、テクニカルにはドル売りの流れを維持しており、引き続き下値を試す動きが続いている。

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7:45    NZD 3月 貿易収支=6.72億NZドル(予想6.86億NZドル 前回5.94→5.31億NZドル)

10:30    AUD 第一四半期 消費者物価指数=前期比0.3%(予想0.2% 前回0.7%)、前年比2.2%(予想2.0% 前回1.8%)、RBAトリム平均値=前期比0.5%(予想0.3% 前回0.4%)、前年比1.8%(予想1.6% 前回1.6%)、RBA加重中央値=前期比0.5%(想0.4% 前回0.4%)、前年比1.7%(予想1.5% 前回1.3%)→ 干ばつと山火事の一部の食品価格への影響とCOVID-19の初期の影響を反映し予想外に強い。

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