2020/12/13

今週の主な材料(12/14~18日)

 今週の主な材料(12/14~18日)


目先は先週来のテーマは変わらず、13日(日)期限の英EU通商協議はジョンソン英首相曰く「合意の可能性は少ない」とあるも土壇場でとうなるのかわからず、GBPの相場変動がEURに影響を与える可能性が高い。ワクチン接種開始の朗報がどれだけコロナ感染のネガティブ材料をカバーできるのか? 米追加経済対策はムニューシン財務長官の提案にもペロシ下院議長は首を縦に振らず、今週もこの行方が引き続き相場変動要因に。また、先週は、EU予算1.8兆ユーロはようやく承認され、米上院は1週間の暫定予算案を可決し政府閉鎖はひとまず回避されたことは朗報。

◎英EU通商協議の期限13日(日)、月曜日のGBP相場は!?

◎コロナ感染の拡大とワクチン接種、この力かげんによる相場への影響。

◎米追加経済支援策、9160億ドルも決着がつかず、どうなるのか?


今週は中銀発の材料も多く、FOMCが台風の目で、市場は政策金利0.0~0.25%の据え置きを予想しており固いとみているが、声明やパウエルFRB議長の記者会見が今週の最も重要なイベントに思われる。BOEも政策金利0.1%と資産買い入れプログラム8950億ポンドの据え置きが予想されているが、英EU通商協議のサプライズによる相場変動が強くなれば話は別では?

◎豪中銀議事要旨(15日)、FOMC・パウエル発言(16日)、BOE、スイス中銀、ノルウェー中銀(17日)、日銀・黒田発言(18日)


それ以外でも、重要なイベントが目白押しの今週。相場変動が高くなりそう!

日銀短観(14日)、中国鉱工業生産・小売売上高、英雇用統計(15日)、英CPI、ユーロ圏PMI、英PMI、米PMI、米小売、カナダCPI(16日)、NZGDP、豪雇用統計、米フィラデルフィア連銀製造用計器指数、米建設許可・住宅着工、米週間新規失業保険申請件数(17日)、全国CPI、独IFO、米景気先行指数(18日)。

詳しい予定は別表をご覧ください。

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