2020/12/14

2020年12月14日(月)22:15時頃の動き

 2020年12月14日(月)22:15時頃の動き


懸念の週末13日に開催された英EU首脳会談で英EU通商協議は決裂せず交渉を継続することで合意。残り少ない期間で合意に至る可能性は薄らいでいるとの報道もあるが、賭けサイトのスマーケッツによれば、通商協定の合意確率は先週の40%→57%に上昇している。


米国では追加の経済対策は超党派議員が推す9080億ドルの案な難航するも、超党派議員は本法案を14日に公表する予定。また、米国では14日からファイザー製のワクチンの接種が始まるとのこと。


日本を含め中国株も強く、欧州では独DAXは上昇し、英FTSEは強さが見られず。ダウ先物は0.8%近くの上昇となっている。米債利回りは強く、10年債は0.928%(+0.031)へ上昇。原油価格は、新型コロナウイルスワクチンの供給開始で世界の燃料需要が押し上げられるとの期待感と、サウジアラビアで石油タンカーが爆発との報道に、一時47.37ドルまで上昇。


為替相場は、13日の英EU首脳会談で交渉継続との結果に、何らかの合意期待感が残り、週明けのオセアニア市場からGBPUSDが上昇して始まり、1.3290→1.3445までと大幅に上昇しドル売りの流れをリード。他の主要通貨でもドル売りが強まっている。


USDJPYも104.00台を高値に、日銀短観はマイナス幅が縮小したが直後の替相場の影響は限定的だったが、欧州序盤では104.00を割り込み一時103.60台まで下落と、コロナワクチンの有効性が示され急伸した11月9日以降の安値水準で何とか下げ止まっている。


EURUSDは、1.2170まで一時上昇。AUDUSDも一時0.7574まで上昇、USDCADは1.2720台と、ドル売りの流れは止まらず。