2020/12/21

週末の気になるニュース

週末の気になるニュース


米議会の与野党指導部は19日

◎9000億ドル規模の追加の新型コロナウイルス対策を発動することで大筋合意

◎20日にも最終法案を策定し、上下両院で採決する。中小企業の雇用対策や失業保険の特例加算などを盛り込み、景気回復の減速懸念を払拭する


ジョンソン英首相は19日記者会見

◎新型コロナウイルスの感染拡大を受けて首都ロンドンの外出規制を強化すると発表した。ロンドンを含む英南部で感染力の高い変異種が広がっており、3回目のロックダウン(都市封鎖)となる。


ゴーブ英内閣府担当相(国務相)

◎英国と欧州連合(EU)が年内に通商交渉で妥結できない場合、双方が一連の「ミニ片務」協定を結ぶことができる

◎英紙テレグラフによれば、英国とEU加盟27カ国は、英米のつながりに近い「特別な関係」を離脱移行期間終了後に築くことが可能だとゴーブ氏は指摘した。

◎クリスマス後までに通商協定が承認される公算は現実的に小さく、移行期間終了の数時間前に議会採決を行うことできるだけかもしれないとゴーブ氏は語った。

◎英・EU双方の事情に詳しい関係者はブルームバーグに対し、通商協定の締結交渉が20日に終わる可能性は低いと述べた。漁業権に関する相違が引き続き主な障害となっており、欧州委員会が提案した追加の譲歩に漁業が主要産業である複数の加盟国が抵抗している。ただそれでも、英国とEUの当局者は隔たりを埋めることはなお可能だと話しているという。