2020/12/03

2020年12月3日(木)17:00時頃の動き

 2020年12月3日(木)17:00時頃の動き


為替相場は、順調といっていいのかわからないが、GBPを含めてアジア市場でもドル売りの流れは止まらず。EURUSDは1.2140台、AUDUSDは0.7430台と高値を更新し、GBPUSDも英EU離脱協議が難航する中でも何等かの合意期待は変わらず.3400台へと上昇。


USDJPYも大枠104.40~55のレンジの下限を割り込み一時104.20台へと、クロスでの円売りが続く中でも円高が進み、まさにレンジ相場を継続している。ただし、下値のポイントとなっている90時間MA104.32、200時間MA104.30のレンジ近辺でなんとか下げ止まっており、このポイントが今日の海外市場でボトムとして維持できるか?


日経平均株価は、上下変動しながら結局は+8.39円と前日とほぼ変わらず。上海総合は-7.24と小幅安で推移。米10年債利回りは0.943%、原油価格は45.40ドルとこちらも若干の上昇で大きな変化は見られず。


30日の強い国家統計局の製造業PMIに続き、財新の総合とサービス業PMIも強い数字となったが、相場への影響は見られず。


トランプ政権は中国共産党の党員と家族の渡米制限の規制を導入し、5月に上院を通過していたが、米下院は中国企業に制限を課す法案を可決し、大統領に送付しトランプ氏は署名する見通しとのこと。バイデン次期米大統領の就任前に、米中の対立の動きが気になる。