2020/12/19

2020年12月19日(土)昨日18日、海外市場の動き

 

20201219日(土)昨日18日、海外市場の動き

 

週末金曜日、全体的にポジション調整の動きが強まるが動きは限定的だったが、NY市場ギリギリにGBPUSDは急落。

 

米株は終盤に急回復するも連邦支出法案は決まらずダウは前日比-0.41%と小幅低下、米債利回りは終盤に賭け上昇し小幅高。原油価格は49ドル台へ上昇。ドルは小幅上昇し、英EU離脱交渉は進展なくGBP安が目立ち、CADも弱い。

 

米追加経済対策は難航、英米通商交渉は合意できず、バルニエ氏「残された時間は数時間」よ悲観的。米国は60社超の中国企業をブラックリストに追加、中国は「必要な措置」を講じるとのこと。米第3四半期の経常収支は-1785億ドルと12年来の赤字額へ。CB景気先行指数は0.6%と予想を上回るも前回からは低下し、一致・遅行指数ともに弱い。

 

USDJPYは、アジア市場の上昇(安値103.06→高値103.59)、欧州市場の下落(安値103.20)から、盛り上がりに欠ける米国市場へと変化。流れ自体は米金利に連動しながらも、米国市場の高値は103.48と上値も限定的ながら、短期的な円ロングも多く欧州市場の安値をトライすることもなく、103.30台で推移。今日は、円クロスも強弱混在で、CHFJPYの上昇とGBPJPYの下げが目立っている。

 

EURUSDは、EURロングの調整と英EU通商協議の不透明感を意識しながらも、予想外に動きは緩慢。NY市場の序盤には一時1.2226までの下落から終盤にかけ値を戻し1.2250台で推移。GBPUSDと連動する動きとなっているが、EURGBPは高値圏で推移。

 

GBPUSD、終盤ギリギリに0.9080→0.9040台まで急落。ほぼ、欧米市場の上下レンジを駆け巡る。材料を探すも見つからず。