2020/12/01

2020年12月1日(火)昨日30日、海外市場の動き(5時30分ごろの動き)

 2020年12月1日(火)昨日30日、海外市場の動き(5時30分ごろの動き)


月末30日、足を骨折のアクシデント報道もあったが、バイデン次期米大統領の移行チームはイエレン財務長官を含め全員が女性の経済チームの第一陣を発表。


米株はNasdaq-0.06%、ダウ-0.89%、S&P-0.45%と下落。米債利回りは上下しながらも前日と大きな変化は見られず、終盤にかけ上昇し10年債は0.849%(0.03)とプラス圏へ。原油価格はOPECの減産延長もあり下落から回復し45.11ドル(-0.9ドル)と前日の終値を超えられず。


為替相場は、IMFはECBに追加緩和を迫り、英EU通商協議は混迷の中で期待感だけは消えず。欧州市場ではモデルナのコロナワクチンの緊急使用を米食品医薬品局と欧州医薬品庁に申請、94.1%の有効性確認との報道に変動。米株が低迷し米金利が軟調な中で、仲値近辺では月末要因の通貨買い(ドル売り)が強まる。


一巡後は、米NAR住宅販売保留指数やシカゴPMIも予想外に弱い中でもドル買いが急速に強まり全面高。動きから見れば月末ギリギリのドルショートのポジション調整にも思えるが、相場急変リスクが高い12月の相場を前にして、気になってしまう。


USDJPYは、アジア市場の103.83をボトムにモデルナワクチンの緊急使用を米英当局に申請との報道に一時104.35まで上昇。欧州市場では再び103.91まで下落するも、それまで。104.00をボトムにフィキシング後には104.39まで再上昇し、米金利の持ち直しもあり104.30台で推移と弱さが目立っており、月末要因の可能性は否定できないが、今までにない動きにやや気になる。


EURUSDは、フィキシング前後の1.2003達成後に、下落へと変化し1.1930割れまで下落して推移。引き続きECBの追加緩和策の可能性を織り込み上昇期待は残るが、さすがに1.2台では3か月前に失敗し1.16台まで続落したイメージは強く、利食い先行の動きが強い。90時間MA1.1931、200時間MA1.1893がポイントに。