2020/12/10

2020年12月10日(木)15:30時頃の動き

 2020年12月10日(木)15:30時頃の動き


注目の英EU首脳会議は「大きな溝」があり合意できず13日に協議再開へ。原油価格は小幅高で45.70近辺へ、日経平均下落からスタートするも-0.15%と小幅安の水準まで回復、上海総合は+0.12%と小幅高で推移、米株先物は小幅安で推移。米10年債利回りは0.925%(-0.017)まで下落。


為替相場は、米緩和策継続=新興国株+資源関連(含む通貨)の上昇を意識し、AUDUSDとNZDUSDの上昇が目立ち、GBPUSD、USDJPY、USDCADは下落へ。英EU首脳会議の期待がそがれGBPUSDは下落。


USDJPYは104.14→104.50まで上昇し、クロスではJPYは総じて売り圧力が強い。GBPUSD は10~11日のEU首脳会議前になんらかの合意を意識したが裏切られ、1.3410→1.3310台へ下落し、13日の協議再開に「微かな期待」もありなんとか1.3350台で推移。

下落へ。


ECB理事会は金利を動かさずTLTROの増額と期間延長(または、PEPPを含む)を期待。仮に、切り引き下げでもしたらサプライズのEUR売りが強まることになる。EURUSDは1.2074→04の狭いレンジで、債券買い入れは織り込み済みで、1.21台の現状の水準に対して「EUR高けん制発言」を懸念しているのか積極的なEUR買いも見られず。