2020/12/04

2020年12月4日(金)22:50時頃の動き

 2020年12月4日(金)22:50時頃の動き


注目の米雇用統計は、失業率が6.7%(前回6.9%)に低下し、非農業部門雇用者数は24.5万人(前回61万人)減少と強弱混在で、平均時給は前月比0.3%(前回0.1%)から上昇。直後の反応はドル売りへと動き、ダウ先物は0.4%近くの上昇で、米債利回りは0.94%台へ上昇。


一方、カナダは失業率が8.5%(前回8.9%)、新規雇用者数は6.21万人(前回8.36万人)とこちらも強弱混在ながら、失業率の大幅低下に、直後のUSDCADは1.2820台まで下落。


GBPUSDは、強い建設業PMI54.7(前回53.1)と強い数字と、サンダースBOE政策委員の「利下げとQEの組み合わせが最善の刺激策」とハト派に上値は重く、また英EU通商協議に動きに振り回されている。報道、バルニエEU主席交渉官、ボーヌ仏欧州問題担当副大臣、英政府報道官、EU大統領報道官らから、楽観的発言と悲観的発言が混在。ロイターが「週末までに合意の見通し」との報道に、1.3494まで上昇するも、ネガティブ発言に上昇し、結局は週末までの合意期待が上回り1.3500の大台を再び達成している。


EURUSDは、欧州市場に入り独製造業新規受注が前月比2.9% 前回1.1%)と強く底堅い動きとなり1.2178まで続伸するも、それまで。米雇用統計を受け上下変動するも、1.2140台と振り出しに逆戻り。