2020/12/25

2020年12月25日(金)昨日24日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)


 2020年12月25日(金)昨日24日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

メリークリスマス!


英EU貿易協定は移行期間終了のギリギリでついに合意! 一方、米議会は8920億ドルの米追加経済対策法案を可決するもトランプ氏は現金給付金などの修正を求め署名せず。与野党はその修正案をめぐり合意できず! トルコ中銀は政策金利2.0%引き上げ17.0%へ。


為替相場は、クリスマスイブの薄商いの中、英EU通商協議の合意でGBPUSDを含めGBPクロスの変動が大きくなった反面、CHFが予想外に弱くUSDCHFはアジア市場の安値0.8860台→0.8910台まで上昇し、EURUSDもアジア市場の高値1.2216→1.2170台へと続落。USDJPYはアジア市場の103.50→103.77まで一時上昇と弱い反面、クロスでは円高へと動いている。GBPJPYの動きはほぼGBPUSDの動きと連動へ。


米国はクリスマスイブ短縮取引の中で、米株は上昇しダウは+0.23%、Nasdaq+0.26%、S&P+0.35%。米債利回りは軟化し10年債は0.933%(-0.016)と弱く、原油価格は48.30ドルと終盤にかけ小幅高で推移。アリババ・グループは米上場株式で-13.34%の大幅な下落へ。


GBPUSDは、英EUは離脱後のEPA(自由貿易協定)で、ついに合意するも、事前の合意示唆の発言に上昇済みで、土壇場で漁業権に問題発生との報道もあり発表が遅れ、合意後は逆に利食いで下落へ。欧州市場では1.3619まで上昇後、合意発表を受け上下変動するも、米国市場では1.3614を高値に1.3520台まで下落と、ようやく合意した結果後の動きはクリスマス相場ながらなんだか拍子抜け。中期的にはGBPUSDの評価は強弱混在で年初は混乱が予想されるも、テクニカルだけを考えれば1.4000までの上昇余地も。